お世話になっております。環境情報学部1年の林東樹です。
最近は気温が高い日が増えてきて、私の好きな季節である夏の訪れを感じるようになってまいりました。できるのであれば、一日中海で泳いでいたい、そんな事を考えながら毎日を過ごしています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は最近考えた事を書いていきたいと思います。
先日、私の母校である作新学院高校の監督や一つ上の先輩、同期と話す機会がありました。思い出話をして楽しむ一方で、県ジュニアやインターハイ予選などの試合の話をした際にふと、高校1年時の県ジュニアの頃の気持ちを思い出しました。
当時の県ジュニアの試合の際、私は試合会場の中で先輩方を応援していました。高校の個人戦を見るのはその試合が初めてで、レベルの高さに圧倒されていました。その中で、一つ上の3人の先輩方が他の強豪に勝ち続け、関東ジュニアの出場権を手に入れました。どんな状況でも諦めずに、勝ちを目指して攻め続ける先輩方の姿は今でも私の目に焼き付いています。そして迎えた関東ジュニアの日、私は先輩の帯同として会場に行きました。アップ会場が熱気に包まれていて、受けをしているだけの私でさえもいつでも動けるぐらい、そのくらいものすごかったです。いよいよ試合になり、他県の強豪校や大学生と戦い勝っていく先輩方の試合を見て、絶対にこの舞台に立って自分も同じように戦いたいと強く感じました。
しかし高校生活は、怪我などもありその想いは叶わず、いつしか相手に勝つよりも差を埋めることにいっぱいいっぱいな日々で、相手に勝つという気持ちも小さくなっていったように思います。題名にもある「孜孜不倦」という四字熟語は途中でやめることなく、ずっと努力し続けること。の意味で、私が高校時代に掲げていたものでもあります。高校時代は最後まで全力でやり切れたか、最大限努力したかと言われたら、その時は全力でやっていたつもりでしたが、今考えるとまだまだやれたことがたくさんあったように感じます。そして、一つ上の先輩方と比べると努力が足りなかったように思います。
今の私はあの先輩方よりも努力しているでしょうか。
追いつくことができているでしょうか。
いつか超えることができるでしょうか。
先日の東京都学生の試合を見ても自分に足りていないことが多くあり、やらなければいけないことが多くあると実感しました。大学生活が始まって早2ヶ月が経ち、少しずつ生活にも慣れてきた今が甘えが出やすい時期だと思います。今一度、気を引き締めて、自分は追いかける立場であることを忘れず、どうありたいか常に自分に問いかけ続けながら1日1日を過ごしていきたいと思います。
大学柔道では、自分の目標を達成できるように、チームに貢献することができるように、悔しい思いをしないように、胸を張って4年間全力でやり抜いたと言えるように、「孜孜不倦」を胸に、信念を持って精進していきます。