こんにちは、経済学部3年の土屋文乃です。すっかり肌寒い季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
10月は、新学期が始まったと思えば部内戦や尼崎、AO受験の対応とあっという間に日々が過ぎ去っていきました。加えて早慶戦の準備や先輩稽古に気を取られ、気がつけば11月になろうとしています。
そんな私ですが、実は2ヶ月前から下田学生寮に住み始めました。下田寮、と言っても体育会棟ではなく国際棟で留学生の生活をサポートするレジデンスアシスタントをしています。月に二ヶ月以上の滞在を条件に、月2万円の家賃割引が適応される、そんなシステムです。
最近では、夜中に鍵をなくして部屋に帰れない学生からのSOSや、エアコンが壊れて暑くて眠れないという相談を受けました。部屋に帰れない学生に対しては銭湯に誘ったり、エアコン業者に修理の相談をしてみたり、とその都度自分なりに真意に対応していますが、そこで思うのが、ボランティア精神はどこから生まれるのだろうか、ということです。
就活をしていると、周りの大人に助けられる機会は非常に多いです。人を頼るのが苦手で、どこまで甘えていいのかわからない私は、その都度かなり恐縮してしまうのですが、手を差し伸べてくれる人に対して遠慮するのは勿体無いと思います。自分に置き換えてみると、私は留学生に対して無償で全力のサポートをしたいし、AO受験を控える高校生にもできる限りのことをしてあげたい。柔道部のマネージャー業だって、少しでもいいから期待を上回りたいと思いながら取り組んでいます。遠慮しないで頼ってほしい、見返りなんて考えたこともないし、自分の人生を彩る経験につながればそれでいい、そんなところです。
他人が人助けに対してどのような思いで取り組んでいるかは分かりませんが、私は自然な行いの一つとして、自分と関わる人に手を差し伸べたいと思っています。だから私も、手を差し伸べてくれる人を、上手に頼れる人間になりたいです。助けてくれた相手が、手を差し伸べてよかった、とやりがいを感じてくれるまで、全力で頼る。このことを大切に、残りの学生生活に挑んでいきたいと思います。
本日はこれにて失礼いたします。