こんにちは。この頃、寒い日が続いているせいかインドア派になりました。法学部二年マネージャーの猪熊彩です。

先日、講道館にて早慶柔道対抗戦が開催されました。コロナウイルスの影響によりこれまでOB、OGの先輩方と交流する機会は殆どありませんでしたが、今回の早慶戦では、たくさんの先輩方とお話することができました。そして、改めて現在の塾柔道部が本当にたくさんの先輩方に支えられていることを実感しました。これまで先輩方が紡いできた塾柔道部の歴史を受け継ぎ、プレイヤーの支えとなるマネージャーとなれるよう、今後とも邁進してまいります。

 

最近私は80年代〜90年代のアーティストに心を奪われています。なんだか部員日誌で音楽の話をしがちな気がします。でもそれくらいNO MUSIC NO LIFE!なのです。物心ついたころに最初に好きになったアーティストはマイケルジャクソンで、音楽、パフォーマンスはもちろん、彼の人柄、その生き様にも魅了されました。今でも大好きなアーティストです。マイケルジャクソンのイントロクイズ大会があったら優勝できる自信があります。80年代〜90年代のアーティストはマイケルジャクソンくらいしか聴いたことがなかったのですが、最近になってこの時代の音楽を開拓し始めました。

聴いていて多々感じるのは、今流行っている音楽と比べて、音の数が少なく、テンポが遅めだな、ということです。その分、一つ一つの音が目立っており、なんだか曲全体に重みを感じます。その分、「ちゃんと」聴きたくなります。ちゃんとというのは、何かをしながらではなく曲のみをじっくり、静かに聴くという意味です。

今の時代、私たちはYoutubeや音楽アプリから気軽に、指一本の操作で好きな時に、好きな音楽を聴くことができます。しかしスマホがまだ世にない80年代〜90年代は、レコード、CDから音楽を聴くのが主流で、その時代の人は今とは異なる音楽の聴き方をしていたのではないでしょうか。一曲聴くのにも、レコード(CD)をケースから取り出し、プレイヤーにセットする必要があります。また、自分の手元にある曲のみ聴くことができます。ウォークマンのようなデバイスが誕生する前は、歩きながら曲を再生することはできなかったはずです。そのため当時の人たちは今の人たちよりも一曲、一曲を大事に聴いていたのではないでしょうか。そんな風に音楽を聴いてきた人たちが作る曲だからこそ、80年代〜90年代の曲は”ちゃんと”聴きたくなるような重みを感じるのかな、と思いました。(音楽に関して何の知識もない素人の感想なので読み流してください。)

初対面の人やもっと仲良くなりたい人には、「どんな音楽聴くの?」とか、「好きなアーティストいる?」という類いの質問をして、その人のことを知ろうとします。ですが、この質問で、特に好きなアーティストがいない人や普段あまり音楽を聴かない人は回答に困るようで、その人との会話を盛り下げてしまうことがしばしばあります。しかし同時に「この人のプレイリストを見たい!」「もっと仲良くなったらこの人のプレイリストを見せてもらおう!」という思いが生まれます。(普段からこんなことを思っているわけではありません。)

皆さんは誰かにプレイリストを見せて、と言われたらどう思いますか。

私はその人と結構仲良くないと見せるのを躊躇ってしまう気がします。なぜなら、プレイリストを見せたら自分のことがあけすけになってしまう気がするからです。好きな曲を人に教えることは自分のことを知ってもらうことと似ていると思います。私が以前部員日誌で自分の好きな曲をつらつらと並べたのは、その時は意識していませんでしたが、自分のことを知ってほしいと思っていたのかもしれないです。

 

練習のアップの際、最近は邦ロックが流れていて、世代交代を実感させられます。実里留ちゃん(商1)も言っていましたが、コップの数が少なくなり寂しいです。

真剣に話を聞いてくださったり、くだらないお喋りに付き合ってくださったり、誕生日プレゼントをくださったり、ご飯に連れて行っていただいたり、4年生の先輩方には本当にお世話になりました。暖かい4年生の皆さんが大好きです。ピカピカの道場でいつでもお待ちしております!

 

今日はこれにて失礼いたします。