こんばんは、人生体重最重量を記録してしまったピーダーセンです。まあ柔道部のために意図的に体重を増やしていることからも、僕の柔道への愛とストイックさが伺えますね。決して怠惰でこうなっているわけではありません。ええ決して。
さて話は変わりますが、皆さんは外国人についてどういうイメージを持っていますか?怖い、でかい、頭がいい、悪い等様々なイメージを持っていると思います。先入観や偏見もあると思いますが、どれも人種差別的ではないと思います。しかし時に日本は人種差別的で、多様性に欠けると海外から言われることがあります。なぜでしょうか。
僕は生まれも育ちも日本で、小さい頃から日本人の母親が育ててくれたので内面は完全に日本人なのですが、やはり見た目と名前から皆さんより日本の外国人への意識について考えることが多いと思います。差別されたりだとかは一切感じたことがないのですが、例えば高校の時のバイト先の社員との会話で、何気なしにケンブリッジ飛鳥もすごいけどやっぱり純日本人にメダルとってほしいよなぁ、と言われたことがあります。それを僕に言うかね??と思いましたが、この”純日本人”の考え方は人種差別的ではなく、日本人が持つ民族意識の高さを表してると思います。
高校の時沖縄のアメリカ軍の家に国内ホームステイのような形で住んでいたことがあるのですが、そこのホストマザーに、沖縄ではアメリカ人と日本人で車のナンバーの色が違う。なんで日本はこんなに区別したがるんだい?と聞かれ、差別ではないよとは答えたのですが、外国人である事を車のナンバーで認識する必要について答えは見つかりませんでした。
日本は人口の99%が単一民族である非常に特徴的な国です。僕は一度未だに外国人がここまで少ない理由を調べようとググってみたことがありますが、逆に近年の訪日外国人の増加への不安を煽るような記事しか見当たらず驚きました。この単一民族が99%を占めているというのは、決して悪いことであるとは思いません。国に統一感が生まれ、日本人としての規律や共通認識が生まれます。例えばアメリカだとそうはいきません。ヒスパニック系やアフリカンアメリカンなど多くの人種が住んでいる中で、単一的な共通認識を持つことは難しくなってきます。その為自由の国や多様性の国と呼ばれますが、反対に社会的模範やルールがなく、犯罪率の増加や今アメリカで起こっているような社会問題につながっています。
日本は安全な国であるというのは日本人が誇りに思っていることだと思いますが、それは日本人ならそういうことはしないよねという共通認識が持てているからだと思います。日本人としてのコモンセンスを持っているからこそ、その感覚を持っていない外国人への恐怖や偏見が日本人の中にはあると思います。やはりどこかで外国人との境界線を引きたくて、ナンバーの色が違ったりだとか外国人からしたら差別、区別的であると思うことが日本では多々起こってしまっているのではないでしょうか。
最近”多様性”という言葉がよく使われるようになってきましたが、実際日本人が国に多様性を求めているようには思えません。今の日本は多様でないからこそ平和で、高い教育レベルで発展してきたと思います。しかしながらこのグローバル社会において、多様的であることは必須な要素であることは間違いありません。
多様性を日本社会に求めていく上で、日本のこのような性質を知っておくことは大切だなぁと思いこんなクソ真面目な内容の文章を長々と書いてしまいました。おやすみなさい。