こんにちは。
ナポリタンを食べようとしたら、フォークが飛んできて、唯一の白いTシャツに可愛いオレンジ色の模様が刻まれてしまった五十嵐です。皆さんもナポリタンにはご注意ください。
先日、成人式の後撮りをしてきました。コロナの影響で約2年半延期していたので、ワクワクでいっぱいでした。浮腫を防ぐため、前日はマッサージとパックを入念にし、万全の状態で撮影日を迎えました。成人式の時に着た着物を着て、胸に手を当ててお澄ましポーズをしたり、壁からひょっこりはんポーズをしたり、恥ずかしさでいっぱいになりながらなんとか撮り終えました。着物を着ると、猫も驚くほどの私の猫背が強制的にシャン‼︎と伸びました。なんだかいい気分でした。
今回は、最近気がついた「超私的!大学に入って変わったこと一選」を発表したいと思います。またまただらだらとどうでもいい話が長くなってしまったので、興味のない方はすっ飛ばしてください。けど、日常を書き留める意でもここに記したいと思います。
大学に入って変わったことはもたくさんありますが、全部書こうとしたら文字が溢れて、長くなりすぎて、スクロールしすぎて、皆さんの親指から火が出ると思うので、今回は一選にしておきます。
では「超私的!今回は大学に入って変わったこと」はズバリ、人を「respectできるようになったこと」です。respect‥。私は語源が無性に気になることがあるので調べてみると、respectの語源はre(再び)spect(見る)らしいです。ここから、「二度見してしまう」「振り返ってみる」という意味が生まれたので、尊重や敬意を払うのようなニュアンスで用いられます。((綴が間違っていたら嫌なのでここからはカタカナ表記にしておきます。))
大学に入って人をリスペクトできるようになった。つまり、大学入学前の私は人を尊敬するということができていなかったということです。
その例として、私の中学高校時代の柔道部。すぐ隣にライバルがいて、決して弱みを見せることができない環境でした。怪我や減量で辛い顔は1μたりとも仲間には見せたくありません。こんなこともあり、私は団体戦も大事ではありましたが、それよりも個人戦に標準を定め練習を行っていることが多かったです。他の部員の大会での活躍は嬉しさよりも悔しさしか無くて、その人の努力や能力に嫉妬し妬んでいました。それが悪いことだと言っているわけではありません。その嫉妬や妬みが私の原動力だったと思いますし、今後も私にとっては大事なエネルギーになるんだと確信しています。
例えば、中学高校の人間関係。部活やクラスのミーティングや話し合いの中で、私の話しているアイデアや意見を採用しないことに対して苛立ちを覚えていました。たとえ他人の意見やアイデアが自分のものよりも優れていると感じたとしても、です。自分の発想力に少しばかり自信があった私は、他人の目を気にして発言はしないまでも、心の中でもやもやしたものと戦うことが多かったです。
こんな感じで、わたしには他人と自身と必要以上に比べることなく、受け入れ、リスペクトする能力が少なかったように感じます。わたしの性格と環境がそうさせたのかもしれませんね。
しかし、大学入学後の様々な人との出会いや経験、環境の変化からかあの時よりも、成長を感じます。
多くは言いませんが、自分と違う様々な分野の優れたところを持っている人と触れ合い、そういう人たちが互いにリスペクトし、協力している環境に多くの刺激を受けたのだと思います。
また、環境以外にも影響を受けたであろうものがいくつが思い浮かびました。
例えば柔道。柔道が含まれる武道というカテゴリーは、人間形成(教育) を目的の1つとしており、現代の武道概念では「前近代の武芸・武術を基礎とし て、人のもっている自然の力を体認し、他者とのより良いコミュニケーション能力を育み、かつ自らの生を護る活動である」と定義しています。中でも特に柔道では、他の武道よりも相手との距離がほぼ0であり、使う道具も柔道着のみということもあり、相手の力強さや気持ちを感じやすいと考えられています。よってこのやりとりで相手と言語的・非言語的なコミュニケーションが必ず発生しているはずです。この言語的・非言語的なコミュニケーションの中には「相手に対する思いやり」や「自分と相手との違いに気づく(自己への気づき)」などの能力の獲得が促進されているらしいのです。
このように私が気づいていないうちに、しっかりと柔道の教育的価値のひとつである相手への思いやり(=尊敬)、や自己への気づき(=自分と他人の違いに気づく)は身についていたのだと思います。
例えば趣味。私はよくラップバトルを見ます。あまり詳しいわけではありませんが、人と人が言葉に想いを乗せて、音と遊びながら、信念を貫きながら、自分の存在を証明するためにバトルをしているのを見るのが好きなので見ます。同じような理由で日本のラッパー達が歌う歌もよく聞きます。人間の様々な欲や生き様を音楽に乗せて届く感じが好きで、時に共感し、時に乗り移りながら聴きます。格闘技もたまに見ます。これも人と人が体一つでパンチを繰り出し、血を流し、芸術的な技を披露し、敗者と勝者が決まる瞬間が好きなので見ます。
上にあげたものも、表現方法は違えど全て誰から誰か(モノ)へのリスペクトの上で成り立っているものです。自分を誰かと必要以上に比べるのではなく、相手をリスペクトし、その上で自分がオンリーワン・ナンバーワンだということを証明しています。
だいぶ話が散らかりましたが、私の「他人と自分を必要以上に比較し、相手を尊敬し認めることができない(=リスペクトできない)」という欠点が、大学入学後の経験や触れたもののお陰で、人との関わり方や考え方に大きな変化をもたらしました。
そして最後に、リスペクトするべき相手は決して自分より優れている人、目上の人だけではないということにも気が付きました。後輩ももちろんですし、小学生や幼児にだってリスペクトを持って接したいと思っています。年齢や、印象、噂、自分からしか見えていない側面だけで人を決めつけることはリスペクトに反しますし、なによりも非常に危険なことだと思うからです。‥と言いつつなかなか難しいですが。
という感じでまとめると、感謝とリスペクトを持って過ごしていきたいと思う今日この頃です。
大変長くなりましたが、こんな感じでふと気づくことを少し深掘りして考えてみるだけで、自分の小さな成長や考え方の変化や原動力を見つけ出すことができました。部員日誌をこのように使うのが正しいのかは分かりませんが、この場を借りて読んでいただいた皆さんに感謝申し上げます。
今年もあと半年。
新たな発想やアイデアを生み出すにはきっと、無意識の中にある知識や経験が必要不可欠です。いろんなことに飛び込んでみたいなぁと思います。
あゝパリパリのクレープとブリブリのホルモンが食べたいです。
とにかく目の前の試合に向けて頑張ります。