こんばんは。3年の小野佑眞です。
最近、「モヒート」なる酒に出会い感激している甘ちゃんです。岐阜の大酒豪久野先輩に「ジン」を学び、六徳舎の机から下町のナポレオンこと「いいちこ」を学び、アクティブな同期からは「ウィスキー」を学んだ私ですが、まだまだお酒について知らないことが多いなと痛感しました。(親父に関してはあえて綴りません)
さて、今日も今日とて何を書こうか非常に悩んでいる次第ではありますが、今回は「他者からの学び」について書いてみようと思います。なんだかまた読む気をなくしてしまいそうですネ。
緊急事態宣言が解除され、オフライン(対面)で人に会う機会が増えました。やはり、「会話」はネット上よりも断然対面のほうが楽しいですね。私はその会話を通して、多くの「新しい学び」、すなわち、「他者からの学び」を得る機会が多いことに気づきました。キショイですね。私はこの「他者からの学び」について、とても有意義かつaccessibleだと考えています。柔道部のような比較的価値観の近い人から学ぶのもよし、全く異なる価値観をもつ塾内の友人から学ぶのもよし。情報はありふれていると思います。ただ、留意しなければいけないこととして、それを取捨選択し、「自分の型」に落とし込むことこそが大切であるということは言うまでもありません。ということで、今回はその「他者」を少しセグメントで分けて、彼らから最近学んだことを少し書こうと思います。
①先輩から学ぶ
・篠原先輩→「先輩の仕事観」
特に「営業」について、その種類や目的、必要なスキル、将来の展望などを学びました。従来、学生が抱く営業に対する印象に対して、そのリアルを教えて下さり、とても為になる会話ができました。以下、参考までに用いられたURLを添付しておきます(https://job.newspicks.com/articles/337)。このような、はじさん(篠原先輩)のお話はとても勉強になるので、部員日誌にはじさんの欄を設けてもいいのでは!?と思ってしまうほどです。気になる方はぜひ、はじさんをご飯に誘ってみてはいかがでしょうか(笑)。
②同期から学ぶ
・杉村くん→「柔道のスキルと三田で女の子を侍らすスキル(アセアセ)」
杉村からは日々多くを学んでいますが、その中でも上記2点を特に学んでいます。聞くところによると、鬼の組手と足技を操る彼は、「相手がこう来たら〜して、その後〜する」という組手のロジックツリー(樹形図)のようなものが脳内に大量にストックしてあり、瞬時にそれを用いて相手毎にフィットさせるらしく、それを聞いた時は驚きのあまり泣いてしまいました。感動。もう一つ聞くところによると、どうやら彼は三田での学生生活を謳歌しているそうです。信頼する友人から聞いた情報なので間違いないです。これを聞いた時も思わず泣いてしましました。断交。毎日二郎連れてけ。
・依田くん→「ソースカツ(駄菓子)の美味しさ」
彼の紹介で、彼の部屋にあるソースカツを興味本位で食べてみましたが、強烈に美味しくて止まりませんでした。絶品。皆さんも是非。
③後輩から学ぶ
・Tくん→「将来の野望」
同部屋のTくんは、多くの野望を胸に抱いています。それらのために、彼は毎日勉強に柔道、車校に精を出し尽くしています。同部屋の先輩として、その鍛錬や熱意を、常に感心して見守っておりますが、たまに言うボケやギャグが面白くなくて困っています。寒心。頑張れよ関西人。
・Fくん→「モチベーションの源泉」
2個下の彼と先日食事に行ったのですが、そこで彼の艷やかなお話を耳にしました。来る東京都ジュニアでは、その期待に答えるべく死力を尽くすそうなので、先輩も負けないように頑張ります。モチベーションの源泉とは、人によって本当に異なるもので、同時に聞いていてすごく面白いので、皆さんも是非機会がありましたら教えて下さい。
④友人から学ぶ
・友人1→「目標達成にあたって大切にしたこと」
これは先述の「モチベーションの源泉」とも被る話ですが、先日司法試験に1年合格した普通部からの友人と食事に行った時の話です。ずばり彼は、長期的には「虚勢を張ること」短期的には「自分に優しく」を意識していたそうです。この「虚勢を張ること」に関して、とても共感することができました。というのは、一種のプラセボ効果・ピグマリオン効果と似たようなことで、所謂「思い込み」が自らの能力を引き出す・後押しするということです。これは僕の柔道・勉強の面において、非常に有効な手段だと思い、即取り入れが決定しました。
・友人2→「ゴールを見据えること」
またまた先日、普通部からの友人と食事に行きました。彼は今医学部3年なのですが、そこで「医師になったその先を考えている」と述べていました。私はこれに非常に驚きました。だって、医師になったら、ひたすら「患者のために働く」と思うじゃないですか。ですが彼曰く、「医師として働く一方で、なにか事業を立ち上げて経営者にもなりたい」と。うーん、圧巻。感服。かっこよかったです。一方で、これは私にも非常に馴染む考え方であることは言うまでもありません。仮に部活でなりたい役職に就いたら何をするのか、社会人としてなりたい仕事に就けたら何をするのか。1つの目標を立てたら、その先を見据えて行動することは、自らの人生をより彩ってくれると思います。この点に関しては、2年の都倉の日誌にもありますし、杉村もよく考えているので、是非さらなる意見を伺いたいものです。
⑤先人から学ぶ
・宮本武蔵→「五輪書」
今一番したいことは何かと聞かれたら、これを読むことだと答えます。というのも、先日、親父から「五輪書、特に水の巻を読め」とLINEが来ました。五輪書とは、生涯無敗と言われた宮本武蔵が著した「戦いの極意書」であり、人生のあらゆる勝負事で負けないための原理原則を記した本です。水の巻では、「地道な鍛錬によって、精神と肉体をコントロールすることの重要性」について述べているそうです。ゼミ発表やレポート課題、部活を言い訳に時間がなく、未だ読めていませんが、これらを片付けた暁には、即読みたいと考えております。また、このようにタスクをたくさん抱えてしまっているのは未熟で、武蔵に言わせれば「一つ一つを斬る」ことが重要だそうです。二天一流を用いた彼は、刀2本を操ることが強いのではなく、右手と左手それぞれを完璧に使いこなせる上で2本を使うことこそ、最強なのだとしたそうです。反省。納得。皆さんも是非読んで読んでみてはいかがでしょうか(既に読んでいる方も多そうではありますが。)
さて、少し書きすぎました。家族や飼い犬、他の部員、他の友人についても、勿論、日々多くを学んでいるのでもう少し書きたいところですが、3000字が差し迫っているのでこの辺にしておきます。
ですが最後に、
⑥自分から学ぶ
「他者」ではありませんが、これが最も大切で実践しやすいことだと思います。自分のことは自分が一番良くわかっているし、これからの人生を歩むのもまた自分です。他人や本、ネットからから学んだことをよく理解し、自身の成長・変化に繋げる。何か失敗をしてしまったら、自らの行動を反省し、次に活かす。(例えば、人間関係で悩んだら、相手はどう思っていたか、自分は何をするべき/してはいけなかったかを考えるなど。) 実は、この部員日誌も「自分から学ぶ」という点でに非常に有効です。1年生の頃の自分は何を書いていたのか、それと比べて今はどうか。文調や言い回し、語彙力だけでなく、その内容や文量、思考の深さ、部への想いなど、様々な視点から「自分の変化・成長」を読み取ることができると私は考えます。学ぶことなんて無限にあると思いますが、まずは一つ一つを丁寧に分析・反芻していこうと思います。
長くなりましたが、もうこの辺で終わりにします。3000字をとっくに超えました。まずい。
上記のように、日々の生活の中で「他者からの学び」はありふれていると思います。そしてそれを、多く吸収して自分にとってプラスに働かせまくった人が、より人生を楽しめると思います。自分の考えを大切にすることは大前提として重要ですが、その一歩先で新しい学びに貪欲になることもまた我々塾柔道部員に求められている資質なのかなと、(偉そうですが)思います。
以上になります。ご静聴ありがとうございました。まずは、今週末の東京都ジュニア、頑張ります。
題名の意味に関しては、「Esketit 意味」でご検索下さい。
終わり
p.s.
飯田くん、六徳者ではなく「六徳舎」です。1号室で日本語から調教してあげます。
(参照:http://keiojudo.net/athletic/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3/)