皆さんこんにちは、緊急事態宣言の中38℃の熱を出してしまい家族内感染の疑いが出つつも、無事に“知恵熱”という検査結果を獲得した環境情報学部2年の陶です。皆さんもハードワークにはお気をつけください。

さて、前回の日誌更新から数週間が経ち、もう少しの辛抱で緊急事態宣言が解除されるだろうという頃合いまでやって参りました。在宅や自粛などでみなさんも少なからずストレスを感じた数週間になったかと思います。私の友人もこの期間に誕生日を迎え、仲間と祝い会いたい気持ちをグッと堪えてひっそりと過ごしていると聞いています。早く何気ない日常が戻ることを祈るばかりですね。

 

そんな中私は一体何をやっていたのか、38℃の知恵熱が出るまで何を追い込んでいたのか。

トレーニング?それは日課ですね

勉強?その辺りもがんばってはいますが、、、

 

そう、スノーボードです。

 

朝4時に起床し、3時間ほど車を走らせ、グローブにネックウォーマー、ゴーグルにヘルメットまで完全防備で6時間ぶっ通しで滑り続け、また3時間かけて帰宅をする。感染対策を最大限に行なった弾丸ツアーを週三のペースで行っていました。

そりゃ熱も出ますね。

 

柔道とスノボードは一見関わりのないように見えますが、その実、重なり合うところが非常に多いのです。柔道で培った受け身が十分に力を発揮し、加重や抜重などの銃身移動も鍛えられます。その上、力点の操作や角付け角の調整など、各関節の身体操作の鍛錬にはもってこいのアクティビティになっています。今回はその魅力を少しだけ綴らせていただきます。興味が出た方はぜひ挑戦してみてください。

スノーボードの基本は何を隠そう「ターン」にあります。テレビなどで目にするジャンプやトリックも、その根本を読み解けば全ての動作にターンが関わっております。いくつかの種類のターンがあり、それらを使い分けて地形にあった滑りをする、それがスノーボードの“イロハ”というやつです。

そんなターンには面白い特徴があるんです。初心者の方はよく怖がりますが、実はターンは最初の力の入れ方が決まればスピードやコースが一発で決まるのです。もちろんターンの途中に角付け角などを調整して、斜面を抉ったり宙を飛んだりする進化系もございますが、基本的なターンでは最初のエントリーが重要になっているのです。ターンの最初にどれだけ力を溜め、どんなスタンスに立ち、どのゴールを見定めるか、なんだか人生を生きるコツと似ていますね。そんなところがあるから僕はスノーボードが大好きです。滑りの参考にさせて頂いているYouTuberの方もこう言っていました。

 

「自分や人に決められたルールや決め事は無視していい。行きたいゴールを決めてそのゴールを達成すれば、そこまでの道筋はどこを通ってもいい」

 

深い言葉だなと僕は感じました。人生はどこまでいっても自分のもの、自分が一番楽しいと思えることを目一杯楽しめれば、その過程はなんだっていいのかもしれないですね。もし何か決断に迷っている方がいれば、その力になれば嬉しいです。

 

かなり話が脱線してしまいましたね。兎にも角にも熱が下がったので、残りのシーズンを滑りきり、また稽古に励めることを祈るばかりです。

なんだか祈ってばっかりですね、祈る明に行動します。では、