柔道部二年の伊藤峻です。僕はアメリカで、幼稚園の時に柔道を始めました。日本人であり、柔道は日本発祥であるのにも関わらずアメリカで始めました。変わった始め方をしたのです。

小学二年で帰国し、柔道は講道館で続けました。日本に戻り、感じたのが日本人は技が上手く、繊細かつ豪快な技を繰り出します。外国人は大胆で豪快な技を繰り出します。しかし、ただ技がうまくても、力が強くても勝てません。今や柔道は世界的に盛んなので、昔より外国人も技術を身に付け繊細な技を使います。技術ではまだ日本が上だと感じますが、力を付けないと外国人に勝てなくなると感じます。僕は中学までは勝つことが出来ました。多少技術を持っていたからでした。しかし、高校になった途端、力負けして勝てなくなりました。これは今日本人が外国人に対して抱いている悩みと同じではないかと感じています。もっと力が必要なので、考えながらトレーニングをしています。

慶應柔道部は学生が自ら考えてそれを実行するスタイルです。学生は足りないところを自分で補う努力をします。素晴らしい先生、先輩や後輩、OBの方が多数いるので必要なことを教えてもらえます。自分に厳しい人は慶應柔道部に入って欲しいです。海外研修もあり外国人と柔道できる機会もあるので良い経験になります。重要なことを沢山学べる慶應柔道部への入部を是非考えてください。心よりお待ちしています。