こんにちは。3年の辻です。

試験期間が終わり練習が再開するとともに、就職活動も本格的になってきました。

今まで就職に対してぼんやりとしか考えていなかった私ですが、多くの企業を見ていく中で段々とやりたいことが定まってきたように感じます。

就職活動において柔道部の先輩方に様々な面でお世話になってきました。自分1人で就職活動をしていたら絶対に聞けなかった話を聞け、会えなかった人に会う事が出来ました。本当にありがとうございます。

さて、就職活動において私が面白いと感じているのは他人の自己PRを聞くことです。

話を聞いているとサークル、ボランティア、アルバイト、勉強など様々なことに情熱を傾けている人がいるようです。面接前に話していたところ正直麻雀しか頑張って無いよと語る学生もいました。(彼は後のグループ面接ではサークルの代表となっていましたが)

私は入学してからずっと柔道部でしたし、学部でも体育会系の人と話すことが多かったため何となく体育会系の価値観に支配されてきました。しかし、本来大学はもっと自由な場所で色々と打ち込めるものがあったという事を知り、多少の後悔を感じました。

少し前に大学生が彼の大学生活でありえた世界(テニスサークルに入る、映画サークルに入る、etc.)をさまようという小説が流行りました。当時高校生だった私はこれを読んで大学生活の可能性の大きさ感じるだけでしたが、社会人の方は大学への郷愁と大学でやれなかった事への後悔が入り混じった複雑な感情で読んでいたのではないでしょうか。

しかし、逆に他人の話を聞いている中で、自分が柔道部で過ごした日々というのは他人と比べてなんら恥じることの無い経験であったとも感じます。柔道部ほど密度の濃い練習を学生主体で取り組んできた団体というのも話を聞いている限りなかなかありません。

本当に柔道部で多くのことを得たと思います。

何とかこの事を面接官に上手く伝えて就職活動を成功させたいと思います。