こんにちは。1年の高圭佑です。災害レベルの猛暑が続き、先日の誕生日に妹からもらった制汗剤を手放せない日々を過ごしています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、柔道という競技を学ぶ中で、勝負というものの難しさを常に感じています。特に、拮抗した実力を持つ者同士の勝負というのは何によって決まるのでしょうか。「心技体」という言葉があるように、技量や体力が大差ないのであれば心の、思いの強さが結果にでるという考え方もあります。僕の経験談ですが、明らかに実力が上の相手に一度だけ試合で勝利したことがあります。相手にとっては恐らく「通過点」であった試合が僕にとっては「全て」でした。そこに勝機があったのかなと思います。ですが負けた方の心、思いの方が弱かったのかと言えばそれは絶対に違います。むずかしいものですね。
また、「先の先」「後の先」であれば先に攻めたもの勝ちという考えもあります。ですが本当にそうでしょうか。サッカーのメッシ、テニスのジョコビッチ、バスケのコービーブライアントといった世界のトップアスリートが兼ね備えている「killer instinct」という能力があります。これは所謂「殺戮本能」といったもので、相手の動きを見て最も嫌がるポイント、弱点を本能的に見極め、攻めることができる才能のことらしいです。
ですが、あくまで本能なので習得しようと思って習得できる力ではなさそうですね。
とにかく練習あるのみということだけわかりました。