こんにちは、総合政策学部四年の堤大輝です。

部員日誌の長、岡崎君の好きな部員日誌ランキングにランクインできるように頑張ります。
今何位ぐらいでしょうか。まずは20位ぐらいから目指したいと思います。
僕はじゃくしんの部員日誌が好きです。
毎日書いて欲しいですね。
「まいにちじゃくしん」
どう、じゃくしん?
ご検討ください。

 

多くの方々に支えられ、無事に就職活動も終わりました。ありがとうございました。
常に携帯を握りしめメールと電話に怯える日々ともおさらばです。
僕は3回ぐらい御社から電話とメールが来る夢を見ました。恐ろしいです。
これで気兼ねなく昼寝もできるし好きなだけ柔道もできます。
しかしこれまで張り詰めていた糸が切れたのか体調を崩してしまいました。
早く復活して残り数ヶ月の柔道人生を駆け抜けたいと思います。

 

僕にとって就職活動は本当に辛かったです。
みなさん知っての通り、まあ僕は話すことが苦手です。就職活動はコミュニケーションが全てと言っても過言ではありません。きっと社会でもそうでしょう。
それでも僕を評価してくれた会社には本当に感謝しかありません。頑張って期待に応えたいと思います。
就職活動では本当にいろんなことがありました。話したいこともたくさんあります。
しかし、ここでそれを全て書くことはできません。
そこで、
つつみの印象に残っている面接の質問ベスト3!!
ででん!

 

 

第3位
「君は柔道をしていなかったらどんな風になっていたと思う?」

正直に言います。意味不明です。
僕は「柔道中心に生きてきたので全く想像できません」と答えました。
いったいこの質問で何がわかるのでしょうか。
僕は柔道をしてなかった時の記憶はもうほとんどありません。
もし柔道をしてなかったらそれは僕ではないでしょう。
逆に聞きたい。
「あなたは犬に生まれていたらどんな風になっていたと思いますか?」
これぐらい不毛な質問だと思います。
もしかしたらこれは誰にでも聞いている質問なのかもしれません。
普通の人だと「今の専攻に出会ってなかったら何してた?」という風な質問でその人の興味などがわかるでしょう。
でもそれを「僕みたいな人に聞くのは失礼だな」って思いました。
もちろん落選しました。

 

 

第2位
「君の価値観を作っているエピソードは?」

これは結構定番の質問だと思います。実際の聞かれ方は多少違いましたが本当にいろんなところで聞かれた質問でした。
僕はいつも同じエピソードを話していました。
面白いことにこの質問はいつも同じエピソードを話していても会社によってその評価が全く違たのでとても印象に残っています。
僕の価値観の中心となっているのは「柔道で結果を残す」です。
それはなぜか。
面接で話していたことは

中学校の頃、柔道で初めての全国大会に出場することができた。
その時の私は実力的には全国のトップを狙えると自負していた。しかし結果はベスト16で目指したところには遠く及ばなかった。
そのため私は帰りの電車の中で情けなく落ち込んでいたが、母が「こんなところまで連れてきてくれてありがとう」と言ってくれて、その時に自分を支えてくれている人たちを必ずもっと大きな舞台に連れて行こうと決心した。

というものです。

このエピソードは
「この話がすごい良かったと面接官が評価していたよ」と人事の方がわざわざ教えてくれたところもあれば、「君はどちらかというと受身なんだね」と全然響かないところもありました。
このエピソードは僕の中ではとても大事なものなので、このようなところでも合う合わないってあるんだなあと思いました。
聞くことができた限りですが評価がかなり二極化して面白いと思いました。
良かったと評価してくれた方には感謝ですね。

 

 

第1位
「最後に何か質問はありますか?」

これは就職活動中に面接の中で一番多く聞かれた質問だと思います。そしてとても困る質問です。
最初の方はそれぞれの会社の事業を調べてそこから考えていました。
しかし途中からはずっと
「御社に内定をいただき入社することができるとして、御社で活躍するために必要なスキルは何で、それはどのように育むことができますか」という質問をし続けていました。
これはどこでも使えて志望度の高さもアピールしつつ無難ということで非常に使い易いと思います。
しかもその答えが人それぞれでなかなか面白かったのでおすすめです。
大抵は、「会社はいろんな人がいるから学生のうちにたくさんの人と会った方がいいよ」「英語はやった方がいいよ」「色んなところに行ったらいいよ」といったことが多かったです。
その中でも、一番印象に残ったのはある会社での最終面接での答えでした。

「その答えを君はすでに持っているはずだよ。君たちはスポーツの中で目標に向かってとことん頑張ってきたはずだ。それを仕事でやるだけ。多くの人はなぜかスポーツから仕事にフィールドが変わるとこれまでできていたことができなくなってしまう。本質は一緒なのに。今スポーツで頑張っていることをとことん頑張って、仕事でも同じことをしてほしい。変わらないでほしいってのが答えだよ。」

就職活動の中で、自分を否定され続け、自分の思いも否定され続け、どこにも必要とされないと苦しんでいた中、この答えは1番嬉しいものでした。そして真理だと思いました。
これからも自分の道を信じて目標を達成できるように突き進んでいきたいと思います。
そして、この期待に応えられるように自分を磨き続け、活躍できる人になろうと思います。

 

 

ということでつつみの印象に残っている面接ベスト3でした。

 

就職活動中はたくさんの先輩方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
先輩方が話してくださったお話はどれも魅力的なものばかりで、先輩方のような社会人になりたいと思うと同時に慶應義塾大学柔道部で本当に良かったと思えた就職活動でした。
これからは柔道に集中して良い結果をご報告できるように頑張ります。

 

 

おわり。