失礼致します。私、本年度慶應義塾體育會並びに、慶應義塾大学環境情報学部1年の和田奈那(わだなな)と申します。出身地は福島県郡山市で、出身高校は安積高校です。

私は高校3年間、サッカー部のマネージャーを務めておりました。毎日ビブス数十枚の洗濯をし、おにぎり数十個以上を握り、時には部員の相談に乗り、その他諸々の雑務を繰り返す日々。そのような仕事をこなしていくうちに、いつしか私は部員たちから「お母さん」と呼ばれるようになりました。信頼を得た嬉しさを感じる一方で、その呼び名はストンと胸に落ちてこない何かがありましたね。しかしながら、そのような信頼関係を築けたことはマネージャーを務める立場上、至上の喜びです。四年間という期間で柔道部の仲間ともそのような関係を築けるように仕事に励んで参りたいと思います。(みなさん仲が深まっても「お母さん」以外の呼び名で呼んでください、よろしくお願い致します。)

また私には将来、国連難民高等弁務官事務所の職員として難民キャンプの運営の仕事をするという目標があります。そのため高校時代にはいくつかの国連機関や政府代表部へ訪問し職員の方と会談したり、留学したり、NPOでインターンをするなど様々な活動を行って参りました。大学に入学して早くも一ヶ月が経過致しましたがその活動は継続し、部活動に勤しむだけではなく、夢の実現に向けても努力を怠らないようにしていきたいと思います。

現状に満足することなく日々高みを目指して、部員の方々と共に実りある四年間を過ごしていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。