最近2年の日誌を見ていると、ジョジョの奇妙な冒険のネタが盛り込まれているのをみてニヤッとしています、2年の瀬詰です。

 

部員日誌も3回目となれば、流石に私もスラスラと日誌が書けるかなと思ったのですが、案の定そんなこともなく、30分ほどPC画面の前で悩んでいる次第であります。

 

無い知恵を絞って考えた末、今回は最近読んだ本の感想でも書こうかと思います。

最近面白かったなと感じた本は、羽生善治著、「大局観」です。

本著は将棋界で非常に有名であり、かつ物凄く多くの実績を残している羽生善治氏が将棋という勝負とは何か、将棋で勝つためにやるべきことは何かということについてわかりやすくまとめられた本でした。

私は将棋を余りやらないのですが、普段私が好んでよくやるゲームが少し将棋に似ている要素があるため、それに照らし合わせながら読んでみると、非常に共感できる部分が多々あり、勝負について、勝つことについての色々な考え方やを学んだり再確認できたように思います。

中でも、非常に印象深かった内容に「リスクを取らないことが一番のリスクである」というものがありました。これは、日々変化する将棋界の環境の中で、常に新しい勝ち筋を模索せず、安定したやり方を取り続けることこそ最終的に最もリスクの高い選択となってしまうというものです。他の書籍や先人の言葉にも「引けば老いるぞ、臆せば死ぬぞ。」「現状維持は後退でするばかりある。」などと言われているように、現状に満足せず、どこまでも勝つためにやるべきことは何か模索していく姿勢を強く意識しなければならぬと再認識しました。