寮の部屋のエアコンが壊れて3週間が経過しようとしています。修理が来るのは来週だそうです。詰まないように集中します。こんにちは、3年マネージャーの内田です。
さて、6月初めごろから、様々な資格試験に追われて暑い中バタバタしていました。今週の日曜日、やっと最後の資格試験が終わり、解放された感じでちょっとほっとしています。
取っておきたい資格や、ノリで受けた資格など、資格の種類は様々ですが、今回受けた資格試験の中で、仏検(フランス語検定)は非常に思い入れのある試験でした。私の大学生活の思い出のたくさんをフランス語が占めているからです。
私は大学に入るまで、正直自分は頭がいい部類に入ると思っていました。高校までの校内の試験ではずっと上位だったし、こっちに来てもある程度通用するやろうなあ、と自惚れて慶應に来ました。
しかし大学でフランス語をクラスメイトと同じスタートラインから学び始めてすぐに、それは違うと感じました。あ、私下から数えたほうが早いな、と一瞬で悟りました。
周りがどんどん伸びていく中、一生懸命勉強しても発音さえ危うい自分が悔しくて、情けなくて、もう勉強やだなあと思いながら授業を受ける日々が続いていました。
そんな中、2年秋学期、授業内でフランス語の劇をすることになりました。4人1組の班で、脚本から作る本格的な劇です。その最中、仲間から文法や発音をみっちり叩き込まれました。基礎の基礎から勉強し直して、劇の準備のときにはしゃぎながらたくさん書いて、話して練習する中で、気付いたらフランス語が分かるようになってきて、そしていつの間にか大好きになりました。同じ班の3人がフランス語の楽しさを教えてくれたおかげで今でも大好きです。まさに恩人です。
2年生の秋以降、私だけでなくクラス全体としてフランス語楽しい、という雰囲気になり、ついに今回、みんなで仏検受けよう!という盛り上がりの中で受験しました。休み時間に同じ試験対策の参考書を開いてみんなで勉強すると、ますます勉強していてわくわくしました。みんなで合格に向かって勉強する、というのが高3の受験期以来だったので、高校生に戻ったみたいでそれもとても楽しかったです。1次試験会場でも2次試験会場でも(合格率6割程度の1次試験を全員突破してました、さすが慶應です)、たくさんのクラスメイトと会い、緊張がほぐれてとてもいい状態で試験に臨めたのも幸せだったなあと思います。
今回の仏検のおかげで、フランス語の勉強はもちろん、他の勉強へのやる気も増し増しです。この勢いで残りの期末試験とレポートをやっつけたいと思います!
終わり!