とうとうこれが最後の部員日誌になりました。嬉しいような悲しいような。

同期の部員日誌を読むと、みんな最後の部員日誌を書き終えたら死んでしまうんじゃないかと思ったほど、心に響きました。

四年生ラストということで少し荷が重いですが、最後の部員日誌を書こうと思います。

あまり人には言いませんでしたが、慶應義塾大学体育会柔道部主将として過ごしたこの一年が今までで二番目にしんどくて、辛かったです。

一番は間違いなく塾高のときです。電車を見て、線路に飛び込もうか、なんて考えるほど、精神的に病んでました。それに比べればこの一年はまだましかなと。それでも結構しんどかったですけど。

今までは自分のことだけ考えて柔道していましたが、主将になると自分のことはもちろん、それ以上にチームのことを考えなくてはなりません。私はチームを率いる立場だからこそ、後輩に後ろ指を指されないように、部内で一番練習して、一番声出して、背中で見せていこうと心に決めて練習してきました。(口下手で、人に強く言えない性分だったため、こうするしかありませんでした。)果たしてこれが正解だったのか、それはわかりません。結果だけ見るとダメだったのかもしれません。

それでも主将らしくない私に最後までついてきてくれて、応援してくれて、戦ってくれて、ありがとう。

本当に一年間しんどくて辛かったけど、強くて、大所帯で、色んな人がいて、こんなに恵まれたチームの主将をさせてもらえてすごく楽しかったです。

引退まであと2日。
最後まで背中を見せて終わろうと思います。