こんばんわ。薬学部4年の大野啓輔です。
さて、もうすぐ5月が終わり6月が始まります。6月に入ると企業の選考が本格化します。今も寮で食事していると、スーツ姿の同期がパソコンを持って学習室に出入りしています。一緒に食事していても「面接どうだった?」という会話が飛び交うことがしょっちゅうあります。
私は6年制の薬学部に通っているので就職活動はありません。しかし、それと同じくらい大事な決断をしなければならないことが6月にあります。それは研究室です。
薬学部では他学部と違い、全学生がいずれかの講座に所属し、卒業実習に取り組みます。また、基本的に毎日あるので研究室活動が生活の中心になります。そのため、雑に選ぶわけにはいかず、研究室の雰囲気、内容、活動時間、教授、先輩など様々なものを熟考して選ばなければいけません。
特に研究内容に重きを置いて選んでいます。約2年半の間、研究するので興味がないものでないと続きません。私は分子や生薬、統計とかではなく、がんを研究するところに入りたいと考えています。がんと言っても胆道・膵臓がんと言った難治性がんの研究をしたいと考えています。
実際にそういった研究をする研究室に見学に行き教授と研究内容等のお話を伺ったところ、非常に興味深く雰囲気や先輩も良かったので、この研究室に決めました。
しかし、世の中非常に残酷なもので、行きたいところに行けるわけではありません。募集人数にも限りがあり、希望人数が上回った場合、半分が成績(GPA)で、半分が抽選で選ばれます。「GPAなんて自己満だ!」とほざいていた私に成績枠で入ることは望めません。抽選に賭けるしかないのです。
なぜ過去の私は真剣に勉強しなかったのか責めたくなりますが、いざ当時の自分を振り返ってみると、成績が悪いのも仕方ないのかなぁと思います。
とにかく抽選で受かるしかないので、運気を上げるためにトイレ掃除から始めたいと思います。
ありがとうございました。失礼します。