こんばんは。ただいま絶賛ライブの余韻に入り浸っている南雲です。今回が最後の部員日誌ということですが、前半はいつも通りの内容でお届けしたいと思います。

この部員日誌にはもう何度も登場させていますが、私の推しグループである櫻坂46が先日のアニバーサリーライブで4周年を迎えました。私も実際に現地で4歳の誕生日をお祝いすることができました。最高のライブでした。稽古後会場に向かおうとした時に、大量のグッズを見つけた後輩たちに滅茶苦茶バカにされたことも水に流してやろうと思います。(道場にグッズ持って行く方が悪いのですが)

この4年間という期間、櫻坂が常に前進を続けていたのと対照的に、私の4年間はその場でもがき続けていたような、そんな時間でした。あの時ああしてればよかったという沢山の後悔、何をやっても上手くいかないもどかしさ、苦しさ、そんな感情に苛まれ続けてきました。膝の怪我をしてからは特にそうでした。

それでもなんとかここまで柔道を続けてこられたのは、私が本当に周りの人達に恵まれていたからだと強く思います。数年前の部員日誌でも似たようなことを書いた記憶があるのですが、私の人生は様々な人との縁によって作られてきたものだと度々実感します。特にこの4年間はそうでした。

柔道部の先生方や先輩方、同期や後輩、柔道部以外でも、沢山の先生方や友人、知人、そして何よりも常に近くで支えてくれた両親と祖父母。私の周りにいる人々は皆さん暖かくて、優しくて… だからこそ結果で恩返しできなかったことの悔しさは筆舌に尽くしがたいほど大きいです。

それでも23年と6ヶ月、無事に五体満足で生きてこられて、自分の16年間の柔道人生を早慶戦という大舞台で一区切りさせることができる。大袈裟でもなんでもなく、私は本当に幸せ者です。

慶應義塾體育會柔道部の全ての関係者の皆様、こんな私に対し11年という長い間、沢山の愛と優しさを与えてくださり、本当にありがとうございました。そして、ここまで育ててくれて、こんなにも素晴らしい組織に出会わせてくれた家族、本当にありがとう。

いつも支えてくださる皆様への感謝、そして塾柔道部への愛と誇りを胸に、今週の土曜日、講道館の畳に上がります。応援よろしくお願いいたします。

慶應義塾體育會柔道部 南雲宥位