皆さんこんにちは、日々天候の変化や環境の変化が絶えず、文字通り朝も眠れない環境3年の陶です。こんな時こそ体調管理からしっかりしていかなければと心の帯をそっと締める今日この頃です。みなさんはいかがお過ごしですか?日本の天候はいまいちわかりませんが、どうぞ体調には気をつけて暑い夏を乗り切ってください。
さて、前回の日誌から1ヶ月が経ち、今日は何を書こうかと睨めっこをしているのですが、一向にいいアイデアが思いつきません。いつもは朝一番に書いてしまうのでフレッシュな頭で満足のいく文章が書けますが、今はそうもいきません。こちらからの時差を計算すると、丁度こちらの夜中に書く必要があるせいか、色々とリズムが掴めません。
ん?なんか話が噛み合ってないって? そんなことないですよ?
ん?今お前どこいるんだって?
そんなの決まってるじゃないですか、カナダですよ
あれ、言ってませんでしたっけ?、、、
茶番に付き合っていただきありがとうございます。申し訳ありません、ご報告が遅れました。私、陶竜熙、この夏から大学を休学して、1年間カナダへ留学することとなりました。こちらでは海外の社会人留学生と一緒に、ビジネスについて学び実際の企業でインターンを経験する計画を立てております。コロナの影響もあり吸ったもんだがありましたが、無事に今月の5日からカナダに到着して早速授業に励んでいます。
こちらについてから早くも10日程が経とうとしていますが、何もかもが日本と違く刺激的な毎日を過ごしています。バスタブのない風呂、運転の荒いバス、小学生でさえ私の身長をゆうに越える高身長社会、常に上を見上げる日々です。特にこちらは大麻が合法となっているので、道ゆく人が何食わぬ顔でパイプを持っていたり、道端で文字通りキマっているホームレスがいたり、日本とは全く違う文化が広がっています。もちろん私は大麻なんてやりませんよ、線香の煙でもむせるんですから。
そんな私の留学生活、最初の試練はズバリ、家探しです。
コロナの関係で、今の私の住まいは1ヶ月以内に出る必要があり、文字通り血眼になって探していました。こちらの物件はそれこそ留学生を狙った詐欺物件も多く、日本人狙いでぼったくりをしてくるオーナーにもすでに会いました。いい物件ほどすぐに借り手がつき、文字通り運命と巡り合わせによって決められるかのようです。そしてちょうど今日、私もルームシェアですが家が決まりほっと肩を撫で下ろしています。
今日話をしたオーナーがこう言っていました。
「ルームシェアには契約も大事だが、それよりもまず相手を信用すること、相手に信用してもらうことが大事だ。」
彼はトルコ出身の移民の方で彼自身も物件探しで苦労をした経験があります。まさにその通りです。やはり経験は武器ですね、話の重みが違います。どんなことにも他者との関わりには、その根底に相手への信頼やリスペクトがあるものです。友人同士でも家族同士でも。様々なバックグラウンドを受け入れたカナダで、早速一つ学びを得ました。順調かな、そう信じたい。
今日はほんの少し長くなりました。こちらの授業のプレゼン準備をしないといけないのでここらでお暇します。
最後に、体育会という組織にいながら、ましてやこのようなご時世で行ったこの決断、賛否両論あるかと思います。重々承知しています。そのご指摘をも見返せるようにしっかりと結果を残して帰って来たいと思います。大野選手の名台詞をもじるつもりでしたがやめておきました。まだ僕は結果が伴っていないので。では、