こんにちは、経済学部マネージャーの土屋文乃です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日は私が最近実感した思いを共有させていただきます。それは「応援する人がいることのありがたさ」についてです。

まずは、例え話からです。日本が国をあげて大谷翔平選手を応援し、海外で活躍する彼の姿に胸を躍らせることができるのは、紛れもなく大谷翔平選手が頑張っているからです。彼が引退してしまったり、仮に不祥事を起こしてクビになってしまったとしたら、日本人は彼に向けていたエネルギーをどこに向けたら良いのでしょうか。新しく台頭してきたスターを見つけて応援する人もいるかもしれませんが、彼に特別な思いを抱いていた場合、そう簡単に代わりが見つかるものではありません。

だから、応援したい人がいること、応援している時の高揚感を味わうことができること、これは本当にありがたいことなのだと思います。頑張ってくれている人がいるからこそ、成り立っているのです。

このことは、特別に応援してきた力士の引退を機に、気付かされました。

みなさんご存知だと思いますが、私は幼い頃から大相撲が大好きです。3月は別れの季節と言うように、大相撲の世界も3月を節目に引退する力士が多く、大阪場所はなんとも寂しい気持ちになるものです。そしてこの度、家族や友人達と一緒に10年以上応援してきた力士が引退することになりました。中卒で入門し、途中で足踏みしながらも幕内まで上り詰めた力士です。彼を応援してきた時間は何にも変え難いもので、特に幕下から関取へと昇進する瀬戸際にいた数年間は、心臓をバクバクさせながら応援していたのを覚えています。とにかく彼を応援するのが楽しくて、相撲を見る醍醐味がそこにあったと言っても過言ではありません。彼の引退を知り、心にポッカリと穴が空きました。そして、応援したい人がいることが、どんなに幸せなことなのか、気付かされたのです。

これは部活にも言えることだと思います。みんなが柔道を頑張っているからこそ、私はマネージャー業を楽しみながら務めることができているし、止まらずに走り続けているのだと思います。いつもありがとう。

そしてこれは私の願いですが、それはお互い様だよ、と言ってもらえるようなマネージャーになりたいです。

本日はこれにて失礼いたします。