こんばんは、3年の木村です。
しばらく雨が続くこのごろですね。暑いより寒い方が好きなので、ここ数日の気温はありがたいのですが、同時に低気圧のためだらだらと過ごす日々が続いてしまっています。みなさま、お元気でしょうか?
私はと言いますと、最近、大学院への進学を決意しました。所属している研究会で今までにないほど成長できていると感じていて、もっと学びたい、力をつけたい、成果を出したいと強く感じるようになったことが理由です。
テーマはしっかり定まっておらず、先生からは「みんな初めはそうだから、これから一緒に考えていこう」と温かいお言葉をいただいています。
今までは地球温暖化の改善、卒資本主義、創造的民主主義、などの大きなテーマで「未来を構想する」プロジェクトが多かったのですが、修士として研究するならば先が見えるテーマにしなければいけないので、どう自分の興味を形にできるか分からず悩みます。来学期はマーケティングの方面を研究するのでさらに分野が広がりつつ、どうしようという気持ちです。
今自分の目の前にいくつも未来の可能性が転がっているのを感じて、ワクワクする気持ち、やってやろうという気持ちの陰に、いつも不安があるのを感じます。研究テーマをどうしようという小さなものから、それ以前の大きなもの。文系の院進はその後も就職活動も難しいという将来の話や、自分がしっかり成果を出して卒業できるかということ、ぼんやりと過ごして時間が無駄にならないかだとか。学部卒で就職する普通の道から逸れることがまだたまに怖くなって、今ならまだ戻れる、と考えてしまうことがあります。
そうした時、私のいる研究会ではパターン・ランゲージという実践知をまとめた言葉をつくっているのですが、その中に《正解にする努力》という言葉があります。
どんな選択をしても、他の選択を選んでいたらどうなっていたか、今より良かったのではないか、と考えることになる。人生に正解がないからこそ、自分がした選択を、後悔しないように努力の積み重ねで正解にしていくというものです。この言葉によく勇気をもらいます。
一度しかない三年生の夏を全力で学んで楽しんで、しっかり積み重ねていこうと思います。それでは、おやすみなさい。