皆様いかがお過ごしでしょうか。

一段と寒さが増すなか、路上の銀杏並木が季節に取り残されたように黄色く色づいているのをみて、何もかも変わった年であった2020年に思いを馳せていました。

つい先日早慶戦が終わったかと思えば、はやくも年末です。

伝説のボディビルダーと呼ばれる北村克哉さんの言葉に「僕には時間がないんだ」というものがあります。

まさにその通りだなと思うと同時に貴重な一日一日を噛み締めて、一歩一歩踏みしめていかなければなと感じています。

部活動もオフ期間に入り、時間がないという言い訳もできなくなってしまいましたが、年末はゆっくりと物思いに耽る時間とし、趣味である読書に勤しもうと考えています。

無駄だと、娯楽だと読まず嫌いをしていた小説も読み始めてみると自分でも笑ってしまうほどに読み進めてしまいました。

無駄が糧となったことで、自分自身にも変化を感じた出来事でした。

(ちなみに読んだ小説は江國香織さんの「神様のボート」というものです。ある意味狂気的な作品ですが、時間のある方は是非)

就職活動という行為を通して自分の過去を思い返したりもしてみているのですが、ある意味すごく成長させていただいたのがこの「慶應義塾体育会柔道部」という組織です。

詳しくはこっ恥ずかしくここでの記載は控えさせていただきますが、この組織において一生懸命頑張ること、主体的に考え行動すること、仲間と喜び怒り悲しみ楽しみを共感すること、意見をぶつけ合うことなど、一見体育会学生としての当たり前を行い続けることで、人間的に大きく成長することができたと感じています。

あと1年弱の体育会活動のなかで柔道部とともに自分自身も成長していくことができるよう頑張っていきたいと思います。

年の瀬ということで1年の振り返りのような部員日誌になりましたが、皆様くれぐれも体調には気をつけて、良いお年をお迎えください。