こんばんは。南雲です。

我々を苦しめていた長い長い夏の酷暑もやっと終わりの兆しを見せ、日が暮れると心地よい温度の夜風が吹いてくるようになってきました。皆様、如何お過ごしでしょうか。私は、季節の変わり目でしっかり風邪を引きました。初秋の候絶対体調崩すマンです。ただ今回は運よく熱は出ず、咳と鼻水が出るだけなので、薬漬けで治そうと思います。あ、勿論ちゃんとした市販のやつですよ。違法なアレではありませんのでご安心ください。

さて、前回の部員日誌更新から早約1ヶ月が経ちましたが、この期間、私にしてはかなり充実した日々を過ごすことができたと思います。話すネタが沢山あります。まず柔道の方では、7月以来の乱取り稽古に復帰することができました。まだ重量級の選手や左組の選手とは満足にできていませんが、焦りは禁物なので少しずつ慣らしていこうと思います。一方、その他私生活の方も色々ありました。様々な競技のスポーツ観戦を楽しんだり、過去一バイトに入ったり、乃木坂のライブに久々に行けたり、と超インドアな私の感覚ではずっと家の外にいた気がします。しかしながら今月一番のハイライトはインフルエンザに罹ったことなんですよね。虚弱すぎますね。

少し話が飛びましたが、このように充実していた夏休みもいよいよあと数日で終わり、来週からは授業と課題と、そして柔道に追われる多忙な日常が帰ってきます。そして、それに加えて我々3年生に待ち構えているものがもう一つ。就活です。先行きが見えない、底が知れないものに立ち向かっていくのは常に恐怖が付き纏うものですし、とても勇気が要るものです。この先、目を背けたい現実もあるでしょうが、こればかりは逃げてばかりもいられません。

私は今から約10年前、同じような感情を経験しています。それが中学受験です。今から11年前のちょうど今くらいの時期、普通部の労作展を観覧に行き、言葉には言い表せないような魅力に取り憑かれ、それまでぼんやりとしていた第一志望校という大きな目標がはっきりと定まり… そこから約1年半、私の人生において後にも先にも無いほど国算理社の4教科に時間を費やしました。目標がはっきりしていた分、辛さはあまり感じませんでした(今となっては俄に信じられませんが)。しかし、「今自分がやっている対策は果たして正しいと言えるのだろうか」という疑問は、どれだけ勉強しても、雪催いの曇天の空の下、掲示された自分の受験番号を見つけるその瞬間まで晴れることはありませんでした。

まだ経験してない分憶測になってしまいますが、就活にも似たような部分があると思います。恐らく、自分の次の進路が確定するまではずっと不安でしょうし、片時も心が休まる時間はないと思います。また、中学受験の時のようにトントン拍子に事がうまくいく事もないでしょう。しかし、来年の今頃、準備不足による後悔が残らないような万全の対策をし、塾高4年間で鍛え上げた圧倒的なストレス耐性を生かし、頑張ろうと思います。

最後になりますが、阪神タイガース、優勝おめでとう!!!!!

終わり