こんにちは。交換留学生の三年生、オハスレイナです。今月も、よろしくお願いします。

全日本学生優勝大会以来、慶應の練習にはほとんど行けていません。正直、皆さんと一緒に練習や晩御飯も行かなくなってしまって悲しいです。でも、私も自分なりには頑張っています。今日は、最近練習に参加できていない理由を書きたいと思います。

私が柔道に憧れる理由は多くあるけれど、その一つは柔道は人と人を繋ぐ力があるからです。柔道は絶対に一人ではできないスポーツです。打ち込みも、乱取りも、試合も、相手がいなければ柔道になりません。アメリカのワシントン州には多くの道場があり、みんながみんなを知っている感じです。それは、全国レベルの試合に出るためには絶対複数の道場で練習をしなければいけないからです。私は、月水が大学の練習、火木が武道館、金がWJA、土にはシアトル道場っていう感じに練習していました。いろんな場所で練習をしていたから色んな人と友達になり、全国大会に行くたびにワシントン州のみんなが一緒に席を取り道場が違っててもみんなお互いをサポートし合ったり応援していました。

全学が終わってから、どうワシントン州の柔道の精度を上げていけるか考えていて今、日本に住んでいる先輩に相談していました。コロナ前までは、二年間ごとにワシントン州の一番強い選手たちを集めて2週間ぐらい日本に来て柔道をする合宿のようなもののがありました。それを、復帰させようとすることにしました。今年の8月に5〜7人ほどのワシントン州の全国選手が日本に来ることになりました。その可愛い後輩たちのために今、私と私の先輩、あと日本人の後輩(高校からアメリカで今は大学入る前の夏休みで日本に帰ってきてる人)と一緒に色んな道場に行き後輩たちをどこにいつ連れていくかの計画を立てています。

木曜日に、千代田区スポーツセンターに行き柔道の人を繋ぐ凄さをまた感じました。たまたま、アメリカのコロラド州のチームが来ていて、その先生は私のワシントン州の先生の同期で、二人が20年前に日本の柔道合宿で知り合ったそうです。あと、Geronimoにも初めて会いました。実は、Geronimoが私の先輩を千代田区スポーツセンターによんだそうです。15年前に卒業した慶應のOBさんにも会いました。

こういう繋がりを活かしながら、後輩たちが来る前までにいいスケジュールを立てたいと思います。でも、今年だけではなく来年も再来年も毎年日本に来るワシントン州の柔道家たちに行く場所の繋がりが残って欲しいです。もちろん、慶應にも毎年ワシントン州の柔道家たちが帰る場所になって欲しいので来週ぐらいに今日本にいる先輩と後輩を連れてきます。Geronimoもその時、皆さんに会いに来るそうです。その練習が楽しみです。

明日のジュニアに出る選手達には頑張ってほしいです。皆さんも早慶戦に向けて一生懸命頑張ってると思います。私も、私なりに頑張り続けます。それでは、失礼します。