こんにちは、商学部3年の高です。

さて、突然ではございますが「最も美しい数字」はいくつでしょうか。
オイラーの公式や黄金比はあくまで数式や比率、単体で語るには物足りません。自然数、三角数、平方数、完全数のように定義された数字でしょうか。始まりの1や底のない∞でしょうか。それとも無を表す0でしょうか。
私の考える最も美しい数字はずばり「4」です。不吉なワードを連想させるといった理由から一桁のなかでも特に避けられがちな「4」ですが、私はこの数字に大きな美しさを感じています。なぜなら数字ながらにストーリー性を持つから。起承転結は最も美しいストーリーの型であり、その展開の数は4。1から3の展開を踏まえて成り立つ4にこそ美しさが宿ると感じるのです。

 

1.
ここは起承転結で言う「起」にあたる部分。東。これから起こる展開のきっかけといったところで、多くのワクワクが詰まっているフェーズです。とにかくアツいですね。はじまりはただただまっすぐで、そこに影や他意はなく前世のことなんてまるで知らないような顔をしています。
僕の1は「完璧な人間になりたい」という思いひとつでしたが、それが時には札束である人にもたくさん出会いました。実際本物は見たことはありませんが、「賞金」とも呼ばれるようにご褒美の代表格のような存在であり、きっと皆さんも大好きだと思います。お金がすべてじゃないとは言いますが、出会いやきっかけは三者三様でそれはきっと札束だっていいのではないでしょうか。

 

2.
続いてここは起承転結で言う「承」にあたる部分。始まった物語の展開が本格的に色づき山場に向かっていく、良くも悪くも穏やかなフェーズです。少し慣れたような涼しさが印象的ですが決して始まりのアツさを忘れない心地よさを感じますね。まっすぐだった想いは少しカーブを描き方向を変えるかもしれませんが、それでも再びまっすぐゴールを目指していきます。
僕の2は「柔道も勉強も頑張りたい」という思いに変化し、慶應義塾高校柔道部で同じ思いの仲間と出会い、高い目標に向け結束しました。物語を進めるにはやはり「ひと」の存在が大きく、属性が同じでも同じでなくても何か一つでも思いや志の結束があることでストーリーは勢いを止めることなく進んでいけるのです。

 

3.
進んでここは起承転結で言う「転」にあたる部分。物語の流れを変えるナニカが起こり、展開を追うのに忙しい中で実は一番伝えたいことを孕んでいる怒涛のフェーズです。落ち着いていた涼しさは勢いを増し、気が付いたころにはストーリーを震わす脅威の寒さは危機をもたらします。展開は一転、それでは飽き足らず二転三転としてついていくのに精いっぱいでかつてのまっすぐさを忘れてしまいそうです。
僕の3は「本当に頑張れているのか」という葛藤やもがきの数々で、ダメになってしまいそうな時もありましたが、立ち上がるために自分との約束を思い出し、再び結ぶことでなんとか乗り越えることができました。自分に誓うことはもちろん信頼する仲間や家族との約束は大きなモチベーションとなり、ストーリーは凍結することなくなんとか乗り越えていけます。

 

4.
たどり着いたここは起承転結で言う「結」にあたる部分。ここまで転じてきた物語の締めくくりであり、最後にどう束を纏めるのか美しさが現れるフェーズです。凍ってしまわないようにもがいてきた結果、無事に寒さはかすかな暖かさをのぞかせるようになり人々はやっとストーリーに安心を覚えます。紆余曲折あった展開は決して無かったことにはならず、形として残り続けていくことがわかります。

誰かが言っていました。

「終わり良ければ総て良し、但し次に繋がるのであれば」
結末が美しければ物語として成立するのか、僕にはあまりに難しすぎる問題ですがその物語や経験が次につながるのであれば過程は少し雑でもいいのかなと思います。きっと結んだ後に起こること、続いていくことが重要なのです。
一度完結した物語の続編が出るように、前世があって来世もあるように、ワールドカップが3年後に来るように、方位磁針が円であるように物語は繰り返します。いわゆる「4進法理論」ですね。
最近一週間を7日から10日に増やすなら何曜日を創る?と聞かれ、面白い人がいるなあと思いつつも僕ならあえて増やさず4日まで減らしたいなと考えました。起の月曜日、承の水曜日、転の土曜日、結の日曜日を繰り返す、それこそ「一週間」って感じがします。
4進法理論でいうと増やしたいのは「朝・昼・夜」ともう一つ、夕方があれば朝方もあるのでそれとは違う何かがあればいいかなと。個人的にはどうしても夜と朝はあまりに離れすぎているように思えて、深い夜は明けて朝を迎えられる気がしません。繰り返さない想定で夜に終えるのであればそれはとても美しいですが、やはり朝を迎えるのであれば一つ概念があってもよくて、例えば「朝・午前・午後・夜」とかですかね。浅夜の月や春の暖かさ、4の来世はサイクルを象徴する存在で、なんだかんだ言っても結びには美しさを求めてしまいます。

きっと大学が4年制なのも起承転結的意味が含まれているのではないでしょうか。僕の学生生活はまだ4を迎えていませんが、そうですね、最後は花束がほしいです。

 

私事ですが、手術による休養期間がようやく終わり約2か月ぶりに復帰いたしました。長い間練習に参加できずチームには多大な迷惑をかけましたが、復帰したその日からいつもと何も変わらずに稽古をつけてくれた仲間には感謝しかありません。そして仲間や家族の支えもあり、本日のWCTに66kg級で無事出場することができます。初めての66㎏級ということもありワクワクが止まりません、全力で戦い抜きたいと思います。

 

ため息が白くなるほどの寒さを失い、頑張りの色があらわにならない寂しさを受け止めなければなりません。相変わらず目を疑う季節の変わりゆく速さに置いていかれた気分で、もし季節をプログラムするエンジニアがいるなら是非口出しさせてもらいたい次第です。「そもそも順番間違ってない?」
冬から春への兆しを感じて少し寂しく感じるのはなぜでしょうか。冬の寒さや寂しさが好きだったのであれば、春になり暖かい世界の中で冬を失った寂しさに浸るのもまた趣があるように、すべての生物が冬眠するわけではありません。季節がサイクルしているのであればいつだってその季節が主人公で、順番なんて相対的なものに過ぎないのかもしれません。

最近部員が減ったことによって日誌の周期が早く、ネタに困っているとの声があちこちからちらほら聞こえますが、私はといいますと書きたいことが溢れて止みません。
それと同時に、部員日誌の感想をいただいて嬉しいとの声もまたちらほら聞こえてきますが、私はといいますとほとんど感想をいただいた経験がありません。原因はわかっているつもりですが少しへこんでいたりもします。

ということで今回は少し趣向を変えてみようと意気込んでおりました。感想お待ちしております。もし、いつも通りの日誌が読みたいというコアな方がいらっしゃいましたらご容赦ください。

おわり