梅雨が明け、もくもくとした入道雲が広がり、強い日差しが照りつける、これぞ夏といった気候へと一気に変化しましたね。
こんにちは、先日昼間にランニングをし、熱中症になりかけた山室です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

4月から実家の兵庫県で家族と共に過ごしており、自分史上最長の帰省となっています。中学から寮生活で、夏と正月と年に2回、約5日間の短い帰省が唯一家族と過ごせる時間でした。そのため、4ヶ月という、こんなにも長い期間、家族と共に過ごせるのは本当に小学生ぶりで、私にとってはとても貴重であり、有意義な時間となっています。やはり実家が一番落ち着きます。

今考えてみると、なんと私は寮生活9年目、自分でも長いなと思います。
中学高校時代を振り返ってみると決して楽なものではありませんでした。練習も上下関係も厳しく、下級生の場合仕事もたくさんあり、小学校を卒業したての私は自分の身の回りの事で精一杯なのに、他にも気にかけないといけない事がたくさんあったため、非常に苦労した思い出があります。朝起きて、朝ご飯を食べ、すぐに学校へ行き(寮と学校徒歩30秒)、きつい朝練をして、授業を受けて、夜遅くまで練習して、夜ご飯を山盛り食べて、お風呂に入って、洗濯して、柔道ノートを書いて、課題をして、朝練にビビりながら寝る。これの繰り返しです。点呼に携帯回収など寮則もかなり厳しかったです。

これを乗り越えられたのは、もちろん自分やチームの目標達成のためでもありますが、やはり、親や仲間の存在があったからだと思います。
両親は、どんなに小さな試合でも、どんなに遠い場所で試合があっても、必ず応援に来てくれます(今でも)。親の存在や応援は私が頑張る源の一つです。残りの柔道人生、何とかして良い所を見せたいです。
同期はもう何というか、お互いを知り尽くす、家族のような存在です。ほぼ毎日、常に一緒に生活していたため、何度喧嘩したか分からないし、何度手を伸ばし助けられたか分からないし、何度喜びをかち合ったか分からないし、何度一緒に涙を流したか分からないし…なんか言葉ではうまくまとめられません。とにかく、家族のような同期の存在、支えがあったから、きつくても頑張れました。
もう戻りたくはありませんが、濃厚な日々を過ごし、この寮生活を経て自分自身は、かなり成長できたと思っています。まさに柔道漬けの毎日と言った言葉が似合う生活だったなと思います。

中高の生活はざっとこんな感じです。

とにかく、応援してくれる両親のために、そして今は敵チームになってしまったけどお互いを刺激して高め合える同期の頑張りに負けないように、私も今できることを頑張りたいと思います。

次回は、この生活とはまた異なる大学編でも書けたらいいなと思います。

それでは、みなさん体調管理には十分に気をつけてお過ごし下さい。
失礼します。