こんにちは。

3年の江波戸水紀です。

何人か既に書いていましたが、先日帰国したタイスについて簡単に書こうと思います。

 

定期的に柔道部には留学生が柔道をしに訪れてきますが、あまり馴染まずに帰っていくケースが多いです。その中でタイスは、約4カ月間、ほぼ毎回練習に顔を出し、まさに一部員として活動していました。

彼の稽古での真面目な性格やトレーニングに対する意欲など、多くのことを学ばせてもらいました。また、日本語の上達スピードは身を見張るものがあり、「習うより慣れろ」を体現しておりました。

日本の文化に深く惚れ込み、将来は日本で英語を教えたいと言っていました。彼に日本の素晴らしさを伝えられたことは良かったことだと思います。

 

一つ悔いが残るとすれば、日本の嫌な部分、課題などを見せられなかったことだと思います。

留学で最も危険なことは、一部を知っただけで全体を知った気になることだと思います。

短期間の留学でその国について知ることはかなり限られ、その中でも最初はその国の良いところばかり目につくものです。

オランダにはない素晴らしさが日本にはあるかもしれませんが、その反対にオランダでは当たり前のことが日本では当たり前ではなく、そう言った部分に気付いた時に、それでも課題先進国である日本を愛せるかがポイントになると思います。

 

近いうちに日本にも遊びに来ると言っています。またオランダにも是非きて欲しいと言ってくれました。非常に貴重な繋がりですので、関係が途切れないよう、定期的に連絡をとっていこうと思います。

 

話は変わりますが、今週末に慶甲戦があります。そこへ向けてあと5日間追い込んでいきます。

今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。