明けましておめでとうございます。
3年の佐野匠海です。
柔道部に入って、1年と8ヶ月が経ちました。その中で去年の反省は色々とありますが、それを踏まえ、2020年の目標は「考える習慣をつける」ことです。
「考える」というのはなんとも曖昧で、目に見えない部分と思いがちかもしれません。私も、個性の一つくらいに捉えていました。しかしこれは、当然でありながら重要で、何かで結果を出す人は必ず物事を考える習慣があるように思います。僕は「結果を出す」ことだけが人生とは思いませんが、21年間の半生で結果を出さなすぎたので、他人の幸せに貢献できる人間になるべくちょっと引き締めていきます。
話を戻します。ここで言う「考える」ということは他人から見てそうだという話であって、つまり聞かれた時に自分の意見が言える/その意見からその人自身の軸が見える、ということかと思います。生まれついて考えることに長けている人もいるとは思いますが(「頭がいい」って言うんでしょうか)、僕はそうではありません。では身の回りの「考えている」人たちに共通する習慣は何かということを考えると、「文字にする」ということがあるように思います。人間は文字にすると思考が整理されるようです。そういった習慣があり慣れている人に聞くと大抵電子化していて、PCやスマートフォンで考えを書き留めるようですが、慣れていない僕は紙とペンから始めることにしました。
いざ紙に書いてみると自分の考えていることがわかって、気分がすっきりします。自分では「やりたいこと」の少ない半生を送ってきたと思っていますが、書いてみると価値観と感情と行動が整理され、行動に動機が生まれる、つまり「やりたいこと」が見つかるんじゃないかという気がしています。3日坊主なので、コンビニで買ったノートを無駄にしないよう1月10日まで続けてみようと思います。歯磨きと同じで、習慣になれば簡単ですね。きっと。
前回の部員日誌では、「アサーション」ということに触れました。アサーションが不得手な人は人生のどこかのタイミングで、自分の感情を素直に表現しない癖がついてしまって感情を上手に出せないそうです。紙とペンを使って考えを文字にするということは、自分の感情の出方を理解するということでもあります。自分がどうしたいのか。どうなりたいのか。そのために何が必要なのか。そういったことを意識してこの一年間を過ごそうと思っています。
最後に。これを読んでくださっている方は、僕が昨年大変お世話になった方だと思います。大変な未熟者ですが、本年もどうかよろしくお願い致します。
おわり。