こんにちは、総合政策学部2年の澤田康太です。
もう本当に桜が綺麗ですね。先週の大雨と強風で散ってしまうと思っていましたが、今日まで満開に咲いてくれていました。雨風にも負けない生命の力強さと、神様がコロナ禍を耐えた我々にもう少しだけ花見をできるチャンスをくれたのかもしれません。なんか俳句読みたくなりますよね…。
つい200年前の江戸時代では桜は縁起の悪いものとして扱われていました。儚く散ってしまうとは花びらが死を連想し忌み嫌われていました。またこれは諸説ありますが、処刑された罪人を埋めた場所の上に櫻井を植えていたという説もあります。大きな桜並木の近くには大きな処刑場があったのかもしれません。今では避けられていた桜を囲んで、至福の時を過ごしています。200年で真反対の感情になる人は不思議ですよね。
桜の価値観の変化のお話をしましたが、私は変化を受け入れるのがとても苦手です。ですから変化し続ける流行を追うのが苦手で澤田は変わらないよねとよく言われます。自分でも坊主塾高の頃とあまり変わらない気がします。
しかし同じように鏑木先生と刺激的な毎日を送っていた塾高同期は今ではしっかり大学生です。流行の髪型やファッションを取り入れ、バイトやゼミなどで活躍しているそうです。一緒に肩をとしてトボトボと道場に向かっていた彼らはもういないのかもしれません。
一緒に日吉のゲーセンでキャッキャしていた蓮太郎は寮で英語の勉強をしています。話しかけようとしてもリスニングやシャードイングをしていて、話かけれません。寂しいです。
コリーと凱一も最初は塾高組の多い私たちの雰囲気についてけていませんでしたが、今では同期の輪になくてはならないものになっています。
私の名前も覚えてくれなかったあやちゃんや『部活には同期に会いに来ているんだ』とふわふわと言っていたふーちゃんも今では本当に頼りになる存在です。
小林はお前は一緒だな、何もかわっとらん。安心できるよ、ありがとう。
そんな私たち二年生も一週間後には三年生です。寮には新一年生が入寮し、新しい風をビュンビュンにふかしています。彼らにとって頼りになるとは言えませんが、成長の糧になれるような先輩になりたいです。目まぐるしく変わり続ける世の中について行くのがやっとですが、上級生として精進したいと思います。
きっと変わらないのはダイアモンドの硬さだけなんだろうな〜(タイトル回収)
ご精読ありがとうございました。