失礼致します。経済学部2年の長谷川大雅です。
自分が柔道を始めて、1ヶ月半が経ち、少しずつ練習に身体も慣れてきました。最初は、まだ受け身が安定して取れなかったため、やる事のできなかった乱取りも約3週間ほど前から始めています。
その中で、私が特に衝撃だったのは、乱取りの基本でもある組み手の難しさです。柔道を始める前からテレビで柔道を見る機会があったのですが、なぜすぐ投げようとしないんだろうとか、なぜずっと相手の襟を持ったまま止まっているのだろうと疑問に思う事が多々ありました。しかし、実際にやってみるととにかく圧力がすごく、初めて乱取りを組んでいただいた際には、立っているのがやっとな状況でした。これは、自分が実際にやってみないと分からないものです。また、実際に乱取りを組んでみると打ち込みのように綺麗な姿勢で技をかける機会などなく、特に自分より身体の大きい相手と対戦する際は、一瞬の隙を狙わないと技をかけるどころか、逆に一瞬にして技を返されてしまいます。
自分が、乱取りを組めるようになってから3週間経ち、大事だなぁと思った事は主に3つです。
それは、”頭を下げない事“。”積極的に攻める事“。
”色々な相手と組む事“です。
一つ目の頭を下げない事は、頭を下げてしまうと簡単に奥襟をつかまれてしまい投げられてしまいます。
二つ目の積極的に攻める事は、仮に本番で攻めなければ指導を取られてしまいます。この2つに共通している事は積極性だと思います。辛くても絶対に頭を上げて失敗しても良いから技をかけ続ける事がキーポイントになりそうです。
そして、最後の三つ目は、当たり前の事なのですが、柔道のスタイルが十人十色であるからです。身体の大きな選手は、その体格を活かして、豪快な技を決め、身体の小さな選手は反対にスピードがあります。この3週間で色々な方と乱取りを組ませていただいのですが、自分は特に身体の小さな選手と当たる方が嫌だなぁと思います。なぜなら、組み手や技の繰り出すスピードに自分の身体がついていかないからです。
乱取りを組ませていただいてから、より柔道について勉強することが増え、未熟な部分を痛感する機会もより増えた気がします。
季節の変わり目で体調が崩れやすいご時世ですが、気を緩めずに一つ一つの稽古に取り組んでいきたいです。