こんにちは、総合政策学部2年の澤田康太です。

僕には師と仰ぐ人が何名かいます。僕に柔道の基礎を叩き込んでくれた半田少年柔道教室の月野先生。社会の厳しさと楽しさを教えてくれた担任の前浪先生。柔道のあるべき姿、考え方を教えてくれた宮島先生。體育會柔道部と公認会計士の勉強を両立し、見事に勝ち取った平山先輩。僕の人生に彩をつけ、線を引いてくれた荒木飛呂彦先生。まだまだいらっしゃいますが、師の教えを守り、実現できるよう精一杯生きているつもりです。

ここまでつらつらと皆さんにとって馴染みない人をあげてしまいましたが、皆さんにとって「師」とはどんなイメージでしょうか。僕的には「師」という言葉から一番最初に出てくる人物は『孔子』ではないかと思います。仁を目指すように様々な言葉を用いて導いた人物です。まさに「師」と呼ぶにふさわしく、皆が仰ぎたくなる人物だと確信できます。

そんな中、私には一見すると『孔子』のような「師」とはかけ離れた師がいます。

崇高な理念があるわけでもない、高潔な人格でもない、100人中100人全員が納得する人物でもない、ご飯を毎回奢ってくれる訳でなく、僕が奢ったこともあります、そんな人です。しかし約1年半の間、行動をご一緒にさせていただくと師の凄みが見えてきました。師には何にも揺るぎない強い意思を持っています、周りの人になんと言われようと、曲がることのない信念があります。その揺るぎない意思が彼の最大の強みであり、自信に繋がっているのでしょう。自分で自分を奮い立たせ、ここぞという場面では必ず成果を掴み取る。本当にすごいお方です。

僕の好きな漫画に『敵を作れねェのは善人ぶって自分に嘘を付く弱い人間だ』という名言があります。自分に嘘をつかず、己の信念に突き進む師を表す言葉だと思います。

僕は弱く、未熟で何にもなれていません。しかし、師のように誰かになんと言われようが自分の信念を護り切る男になりたいです。いや、なります。なってみせます!

p.s. 恭平誕生日おめでとう。燃える闘魂。