こんにちは。
そして、あけましておめでとうございます。2年の五十嵐です。
新たな年になり3週間が経ちました。街全体が正月気分から抜け、日常へとせかせか動き出したように感じます。皆様はどのような年末年始をお過ごしになられたでしょうか。
今年度は、柔道部のOFF期間が12/22の年末旅行後から始まると言うことで約2週間のお休みがありました。このOFF期間中は、遊びアルバイトアルバイト遊びアルバイト遊び‥というようにバダバタ慌ただしく、疾風の如く過ぎていきました。しかし、昨年以上に充実感溢れる楽しい休みを過ごすことができました。年明け最初の部員日誌なので、OFF期間の思い出をつらつらと書きたい気持ちではあるのですが、それはそれは長文且つ他愛のない内容になってしまうので、先日行われた成人式の時の出来事について書かせていただこうと思います。
私事ですが、今年2020年に無事成人式を迎えることができました。当日は地元の神奈川県平塚市の成人式に出席し、その後の中学校の同窓会、小学校の2次会その後4次会まで楽しく懐かしいひと時を過ごすことができました。
その成人式の日、私は中学校の頃の柔道部員数名と中学校の頃の柔道部の恩師のもとへ行きました。道場へ行くと生徒と一緒に稽古をし汗を流していて、相変わらずパワフルな方でした。
私の中学校は当時神奈川県ではトップレベルの学校でしたので、文字通り朝から晩まで練習漬けでした。学校の道場の真ん中には「“変態“になれ」と書かれた紙が貼られ、この言葉のもと皆、稽古に取り組んでいました。私がトレーニングの際にこの言葉が書かれたTシャツを着ているのを見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
“変態“と聞くと皆さんはあまり良くないイメージというか、少しふざけた意味を想像すると思います。しかし、辞書的な意味だと『普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態』だそうです。つまり、勝負に勝つためには”普通”では勝てない、他人とは違う”異常”な人間、考え方、また”異常”な練習の質、量ではないと勝てない、そう教わりました。要するに、ここで意味している“変態“とは、苦しいこと辛いこと、”快感”に変えて楽しんで取り組むこと、です。辛い時に辛いと感じるのではなく、意識的に”快感”へと変えるのです。苦しい時に苦しい顔をするな、余裕がありそうな顔をしろ、笑え、と。思い返せば高校時代の柔道部のモットーも「笑顔」で練習や試合に笑顔で取り組むという環境だった(この話も書きたいのですが、長くなるので割愛します)ので、この考え方は自分でも気がつかないうちに今の私に大きく影響を与えていると思います。
これは柔道だけの話ではなく、勉強、仕事、人間関係等様々な場面で生かすことのできる考え方だと私は思います。所謂、発想の転換です。久しぶりに恩師に会い、忘れかけていたことを思い出す良いきっかけになりました。
是非、皆様も“変態“になっては如何でしょうか。
前回に続き、過去を振り返るような内容が続いてしまいました。今後は振り返るだけではなく、現在、未来の話も書きたいと思います。
2020年、現状に甘んじず、次々と新たな姿に変わっていけるよう頑張りたいと思います!
今年もよろしくお願い致します。