皆さんこんにちは、日誌の当番をすっかり忘れてしまった挙句、パンツ一丁で慌てて筆を走らせている環境情報学部2年の陶です。人間慌てるといいことがありませんね、私は急いで部員日誌を書くために超特急でお風呂に入りましたが、焦りに焦った結果頭にボディーソープをかけ、体にシャンプーをかけてしまいました。皆さんも部員日誌を忘れてしまった際はお気をつけください。

 

さて、ご挨拶が遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。2021年ももう2週間が過ぎ、挨拶をするか迷いましたが、一つの節目でもある試させていただこうと思います。世間ではコロナウイルス の猛攻が止まるところを知らず、東京都では日別の感染者数が3000人を突破する日もそう遠くはないと噂されている様です。私の周りでも柔道部を始め各所でその影響は出ており、厳しい日々はもう少し続くことが予想されます。

 

こんな状況の中で、今回はどんな文章を綴ろうか、年が明けてからずっと迷っておりました。バイト先でしてしまったヘマの話か、はたまたスノーボードで6m近く吹っ飛んだ話か、どちらにせよ話題には絶えませんが新年一発目の部員日誌としてしまった文章が書けるか不安が残ります。
そこで今回は、私が初日の出を見ているときに思った他愛もない与太話を聞いていただこうと思います。ぜひ最後までお付き合いください。私は現在、神奈川県在住で綺麗な日の出を見るならば江ノ島や茅ヶ崎などが狙い目です。そんな中私が赴いた場所は、

千葉県犬吠埼

そうです、日本の海岸の中で最も早く日が昇ると言われるあそこです。正直朝の2時に起きて暗い高速道路をひた走る行程は、お世辞にも快適とは言えませんでしたが、それでも日が昇ってきたあの瞬間には今年のいいスタートが切れた確かな実感がありました。

 

その後、いつも通りインスタグラムに写真を投稿しようとした所、私の友人も重い思いの場所から新年の挨拶を投稿しているページが目に入りました。皆さん昨年を振り返り、今年も頑張るぞという意気込みが感じられたのですが、ここで気になるところが一つ、

みんな2020年振り返りすぎじゃない?

失言でした、申し訳ありません。僕の小さいオツムでは皆さんが内に秘めている熱い感情を感じ取ることはできなかった様です。

「去年はこうだった、去年はああだった、今年はこういう年にしたい。さようなら2020年。」

この様な文章が飛び交う中で、私は少し寂しくなってしまいました。何故かはわかりません。ですが二十歳になりたての若造である僕はこう思ってしまったのです。寂しすぎると、

でも、

「今年はこれをしたい、今年はあれをしたい、去年はこうだったから。これからよろしく、2021年。」

この様な感じに少し文章が変われば、前を向いて行けそうな気はしませんか?私は間違いなく向いていける気がします。というか前を向いていました。

昨年は嬉しいことも悲しいこともたくさんありました。突然の疫災、人望ある方々の急死、正常の変化、一個人の話に絞ればさらにたくさんの出来事があったと思います。そしてそれを振り返り悲しみや寂しさに暮れることも必要です。
でもそれと同じぐらい、いえ、それ以上に、これからの未来の展望を語らい、夢や願いを唱え、大切な人との時間を大切にすることも、とても大事だと僕は感じました。

過去は過去、未来は未来、重なっている様で確かに違う二つの時を僕らは進んでいくことになります。どちらに進むも皆さん自由ですが、一度進んだ道はあとで戻れます。どうせ進むなら、前向いていきましょう。そうしたら目の前がちょっとだけ明るくなるかもしれません。

新年から長々と戯言を宣ってしまいました。お詫びの印に初日の出の写真で幸せのお裾分けでもしておきます。以下のリンクをクリックすれば、僕のクサい文章とちょこっとだけエモい写真が見れることでしょう。では、

 

https://www.instagram.com/p/CJfMUPRJ7Rc/