3月になり、入学の決まった後輩達が部活やサークル選びに頭を悩ませている様子を見て、1年前の自分を懐かしく思う、マネージャーの土屋文乃です。

1年前は、多くの団体が活動を自粛していたこともあり、私は柔道部への入部を決めるのに少し時間がかかってしまいました。今思えば、柔道部以外に一体何を悩んでいたのだろうかと思うほど、この部活が大好きで居心地の良い場所です。そこで、今日は初めて柔道部を見学した時のことを振り返りたいと思います。

最初の見学は、友達と2人で行ったのですが、私も友達も、ミニスカートに巻き髪といった、ふざけた格好をしていたのをよく覚えています。體育會がどのような存在か、サークルと何が異なるのかなど、何も理解していませんでしたので、特に怖いものもなく、堂々としていたのだろうと思います。私の第一印象を部員から聞いたりもしますが、服装や髪型、態度などからして、この子達は入部しないだろう、と思われていたそうです。なぜそんなにも堂々と不真面目そうに(?)していたのか、私自身よくわかりませんが、そんな私にも丁寧に対応して下さった、前主務の愛弓先輩や、マネージャーの先輩方には、大変感謝しています。その節は本当にありがとうございました。

しかし、そんな私の心は、初めて道場に足を踏み入れた瞬間から、柔道部の魅力にとりつかれていました。柔道を生で見るのは初めてだったのですが、練習中の真剣な眼差しがどうしようもなく素敵で、この部活のマネージャーになることができたら、どんなに幸せで、どんなに大学生活が豊かになるだろうか、と思いました。また、稽古時間の前後で道場に流れる音楽が、いわゆる柔道部のイメージとはかけ離れていたことや、部員達が和気藹々と話している様子を見て、柔道部はむさ苦しいものだという先入観が払拭され、楽しそうだな、入部したいな、と強く思うようになりました。柔道部を見学する前に、他の部活やサークルもいくつか見学していましたが、ここまでビビッと来たのは初めてで、今後どこを見学しに行っても、きっと柔道部に戻ってくるだろうな、という感覚を薄々感じていたのも覚えています。

部活やサークル選びに悩む新入生に私がアドバイスできることがあるとするならば、気になったらまず、見学に行ってみることです。実際に足を運ばなければ、その団体の雰囲気はわからないし、比べることもできません。SNSに載っている情報だけでは、なかなかわからないのが現実で、見学や新歓に行く勇気は本当に大切だと思います。ビビッとくるものが絶対にあるはずなので、自分に合った部活・サークル選びは、しっかり行うことを新入生にお勧めしたいです。そして、もし柔道部に興味のある新入生がいたら、是非一度、見学に来てくれたら嬉しいです。お待ちしています。

今日はこれにて失礼致します。