ご無沙汰しております。商学部一年の都倉です。全国各地で記録的猛暑が続く中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は人一倍汗をかきながらも、熱中症とコロナウイルス対策を徹底してなんとか元気に過ごしております。皆様も体調を崩すことのないよう、くれぐれもご自愛ください。
入学してから4ヶ月間大阪の実家で過ごしていた私も練習再開に合わせてようやく六徳舎へと戻ってきました。初めての寮生活ということもあり、苦労することも多いですが優しい先輩方のおかげで楽しく過ごすことができています。また、寮生活を通じて、改めて親のありがたみを実感するようになりました。そういった意味でもやはり寮生活は貴重な体験であると感じています。
練習ではまだ打ち込みや投げ込みしかできていませんが、ほぼ一年ぶりに毎日練習ができるという状況に喜びを感じております。来るべき乱取り再開に向けて、ウエイトトレーニングや技の研究を頑張りたいと思います。特に足技と足の筋力の強化を当面の目標に据えたいと思います。主要な学生大会の中止が正式に決定されましたが、早慶戦は開催される可能性があります。開催された時にメンバー入りできるように今からしっかり準備していきたいと思います。
最近あった嬉しいニュースとしては自転車を購入したことです。日吉駅から合宿所までは1.2kmほどしかありませんが、歩くと暑さも相まって地味にきついです。しかし、自転車であれば坂道を利用してほぼ漕がずに徒歩の4分の1ほどの時間で駅まで行けてしまいます。とても快適です。自転車を購入したことで一気にQOLが上がった気がしています。ただ、一つだけ問題点があります。それは自転車が私の体重に耐えられるかどうかという問題です。高校時代はバイクと同じくらい太いタイヤを持つファットバイクという自転車に乗っていたので心配は無用でしたが、今回購入したのは一般的な自転車より少しだけタイヤが太いマウンテンバイクなのでとても不安です。1ヶ月そこらで潰してしまわないように、丁寧に乗ってメンテナンスも怠らないようにしたいです。
最後に最近読んだ本の印象に残った言葉を紹介して終わりたいと思います。「他者の批判は自己批判を伴っていなければならない。他者と対話するにはまず、己と対話することを学ばなければならない。」これはラテンアメリカ研究という授業の課題図書であり、メキシコの学生運動を扱った「トラテロルコの夜」という本に出てきた言葉です。この言葉の真意は分かりませんし、解釈の仕方も様々であると思いますが、何となく心に残りました。最近はSNSの匿名性が仇となり、軽はずみに他人を批判することが容易になっています。そうした影響もあってか、他者を批判する際の自己批判というプロセスが欠落している人が多いように感じます。この自己批判の欠落は近年問題となっているSNSなどでの執拗な誹謗中傷の一因でもあると感じます。私も常に自分を省みるということを忘れないようにしたいです。
なんだかとりとめのない文章になってしまい申し訳ありません。次回はまとまった文章を書けるように頑張ります。
おわり。