カーネーション、桜、ガーベラと月ごとにお花を買ってお部屋に飾り、女子力高めの部屋を作ろうと奮闘している和海が本日も部員日誌をお届けいたします。

こんにちは。総合政策学部1年の坪根和海です。

私の部屋にはここ数ヶ月お花が飾られています。花があるだけで、部屋が明るくなるというか温かくなるというか、、

気持ちの問題のような気もしますが、お花の力だと信じておきたいと思います。

さて、テストが終わり春休みに入ったのは最近のこと。ではないようです。あっという間に春休みは進み、3月も終わりに近づいてきました。はやい、ほんとに時間の進みが早すぎます。

入学してから既に半年が経過しましたが、私は成長できているのでしょうか。何に取り組み、どのような努力ができたのか。

高い学費、生活費等多くのお金と苦労を両親にはかけています。「ありがとう」という感謝の言葉はもちろんのこと、成長した姿、行動でも感謝を伝えていけるように頑張りたいと思います。

さて、気温も高くなり、過ごしやすい春の季節になりました。春と言えば、桜。ありきたりな回答ですが春にはなくてはならない存在の桜の美しい花々。

それでは本日はについて書かせていただきたいと思います。桜は日本を代表する美しい花です。多くの人に眺められ、沢山の人の心を動かし、温かな気持ちにしてくれる桜。

しかし、この桜の花々が輝けるのは365日中たったの1015日間。この短い期間に美しい花を咲かせるために、残りの約350日は過ごしているのです。暑い中、必死に緑の葉を広げても誰も見てくれません。秋には黄色や赤に色を変えこれまた美しい姿になります。しかし、春の桜の花々のようには注目されません。

まるで、私をみて。と伝えているようですが、、、なかなか見てもらえません。冬には葉も落ち寒い中裸の状態でたっているだけ。桜の木は1年のうちのほとんどが注目もされず、たっているだけの木なのです。

そんな中でも次の1年また美しい桜の花々を咲かせるため、必死に活動、成長しているのです。気温や肥料、土の状態などの影響で1年間必死に成長してきても花を咲かすことができず、見て貰えない。そんな木もきっとあるはずです。

いつ咲くことができるか分からない、花々を咲かせてもとても短い期間で散ってしまい注目される期間もほんの僅か。そんな状況下でも、桜の木は必死に成長し続けているのです。

何年も桜を咲かすことができず、注目されることがなくても、腐ること無くただひたすらに前を向いて、美しく花を開かせるその日まで生き続ける。

桜の木と同じように、柔道においても同じ現象が起こることがあります。

誰よりも質の高い練習、手を抜かずに努力を重ねている選手でも、日本のトップになかなかなれない。自分の目標を達成することができない。そんな中で、どれだけ負けても、挫けそうになっても、腐ることなく前を向き続け、過去の自分の倍以上努力を重ね続ける選手がいます。

批判されることや侮辱されることもある中で、自分を信じ、周囲の人を信じて感謝しながらただひたすらに美しい花々を咲かせるためだけに、頑張る。美しい花を咲かせ、自分だけでなく、支えてくれた周囲の人を喜ばしたい。そんな素直な気持ちを持ち、真面目にコツコツと努力を重ねられるそんな桜の木のような柔道選手を私は見てきました。

きっと、時間がかかったぶん誰よりも美しい花を咲かせることができることでしょう。ひたすらに目標に向かって真面目に突っ走っていく姿は、本当に私の憧れです。

私も桜の木のように、美しい花を咲かせるために、腐らず、真面目にコツコツ努力をかさねていきたいと思います。一緒に頑張ろうね、弟