こんにちは。入道です。

毎回趣味を聞かれた際、これといった趣味が無い私は最近、サウナと答えるようにしています。特に理由は無いのですが、強いて言うなら、趣味と言ってもあまり深堀されにくく、高校生の時から温泉は好きだったのでそう答える様にしています。

ある日先輩から趣味はサウナと言った際、「入道ってミーハーだよね」と言われてしまいました。そうです。私は「無趣味でありミーハー」です。サウナも好きですけど、一人で通う程でもないですし、音楽も人並みに聞きますが、ハマる事は滅多にありません。大体友人に勧められたらふらっと付いて行ってみたり、SNSを眺めている時におすすめに出てくるもので面白そうだったら見てみたり、聴いてみたり、体験してみる程度です。ですが、若者として流行りには乗りたいという気持ちはあるので流行りの物は触れる様にしています。生粋のミーハーですね。

中高生の間、平日は毎日学校に通って、放課後や土日は柔道の稽古がありました。休みの日も勉強をしなくてはなりませんでした。常にする事を決められていた(頂いていた)ので、中高時代は本当に濃い時間を過ごせたと思います。中等部に入学したのも正直両親の勧めが無ければ何事も無く、地元の中学校に進学していたと思うので、進学する学校をどこにするか等、これまでの自分自身を振り返ると誰からの勧めも無く、行動した事が無い気がします。先日の部員日誌で書かせて頂いたバイトを始めた事が初な気がします。そんなこんなで私はある意味ボーっと生きて来てしまったのかもしれません。

一方で高校時代、アイドルの「推し活」に力を注いだり、ゲームや漫画等に没頭し、周りに「だから〇〇何だよ」(〇〇には多くの言葉が浴びせられていたので明言は避けておきます)と言われていても屈せず、数少ない時間、限られた経済力、労力で存分に自分の好きを貫き通す先輩や後輩、同期はかっこいいなと思ってしまいます。なんて弁明しようと煽りと捉えられてしまうと思いますが、本当です。

大学生になり、何かしなくてはいけないと周りに決めて頂いて過ごす時間は中高生時代と比べ圧倒的に減り、自分で一日をスケジューリングしなくてはなりません。尊敬する先輩方は柔道や勉強にひたすら打ち込むだけでは無く、何か一つでも二つでも他に自分の好きを追い、その行動自体が柔道や勉強の刺激となり、更に自分自身をパワーアップさせている様に見えます。

大学1年生も早いもので残り半分を切ってしまいました。柔道や勉強以外に何かサウナを本当の趣味にするも良し。昔からこれが趣味だったらカッコいいなと思っている読書を趣味にするも良し。何かしら追える自分の好きを大学1年生の間に見つけて柔道や勉強の刺激に出来ればなと思います。

また、Googleで無趣味な人と調べたら「つまらない」「生きる意味」挙句の果てには「クズ」と出てきてしまいました。世間体もあまり良くないみたいなので何か一つ本当に見つけます。

 

おしまい。