失礼致します。この度、女子主将を務めさせていただくことになりました。総合政策学部1年の坪根和海です。入部して日は浅いですが、伝統ある慶應義塾大学柔道部の主将をさせていただけることに常に感謝をし、自覚と責任をもち活動していきます。りかこ先輩が引退し、女子部員は3人となりました。人数は少ないですが、その分お互いの関係を深めやすく、目標の共有もしやすいです。個々の目標を尊重しながら、早慶戦優勝、全国大会優勝を成し遂げられるように3人で団結して練習、試合に励んでいきます。今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

 

さて、入学して約3ヶ月が経ちました。楽しみにしていた大学の授業も学期前半が終わり、先日初めて大学のテストを受けました。初めてのテストで勉強の仕方が分からず不安でしたが、同期や先輩方に教えていただきながら、早めからコツコツ勉強することができ、無事に終えることができました。教えてくださった先輩方、同期ありがとうございました。

 

学期前半を終え、1回1回の授業に参加することの大切さを学びました。座って話を聞くだけでなく、教授の話を聞いた上で自分の考えを深め、どのように活かしていくのか考える。ここに大学の授業を受講する意味があると私は考えています。与えられた環境の中で、その環境を最大限に活用する方法を考えながら、コツコツと努力を重ねること。これは勉強だけではなく、柔道においても同じだと思います。

 

他大学の女子柔道部とは異なり、塾柔道部の女子は3人と少なく、階級も皆バラバラのため、練習環境が整っているとは言えないかもしれません。その環境の中で、ただただ練習をこなすだけでは、早慶戦優勝や全国大会優勝の目標の達成は難しいと思います。しかし、1回の練習を大切に工夫して練習をし、コツコツ努力することで目標達成は可能だと思います。

 

私は5歳から姉弟と共に柔道をしていますが、幼い頃から1番柔道のセンスがないと言われてきました。14年柔道をしていますが、未だにセンスのない柔道です。粘り強く攻めて勝つ柔道のため、綺麗に投げることはほとんどなく、GSばかりの試合で私の柔道は見てて面白くない気がします。そんな柔道センスがない私ですが、コツコツ努力することでカバーしてきました。大学ではこのコツコツ努力するセンスを磨きたいと思います。柔道はもちろんのこと、勉強、バイトを含め私生活全てにおいてコツコツと努力を重ねられる人に最後の早慶戦までになれるよう行動していきます。

 

コツコツ努力するセンスを磨くという個人的な目標の達成と女子主将としてチームの目標に尽力できるよう日々精進して参ります。

 

終わり