どうも、郡司です。
今回の日誌は先日、日本武道館で行われた東京学生柔道大会について振り返ろうと思います。全試合振り返ると莫大な量になってしまいますので、自分の出場した国士舘戦に絞って振り返り反省して行こうと思います。

今回の東京学生は、結果から言うと二回戦で国士舘に4-1で敗戦し、ベスト16で終わりましたが、何とか全日本学生には進むことができました。しかし、自分達柔道の二流大学にとって国士舘と言えば超がつく一流大学ですので、組み合わせを見た時から正直緊張しまくっておりました。ただ正直、戦い方によっては下剋上もあり得るのではないかと密かに目論んではいました。

いざ国士舘との戦いで、自分の相手は釘丸太一というキャプテンをやり、昔からかなり実績のある選手でした。ただ同じ90㎏級の相手なので、自分にとっては絶対に負けられない戦いでした。先鋒の藤井先輩が一本を取ってくれて、いい流れで自分の番に回って来ました。そして試合開始。相手は最初から組手をとにかく徹底して来たので、両襟で攻めようと思い両手で握りました。相手の返しが少し怖かったので、組んでから技をかけるまでちょっと躊躇してしまいましたが、実際技をかけてみると少しだけかかり、手応えを感じました。2分ぐらい過ぎに、ここだという場面がありましたので、思い切って得意の内股をかけてみた所、相手の体が上手く宙に舞ったので、行った!と思い審判をすぐに確認したのですが、何も効果がありませんでした。相手を廻し過ぎてしまったようでした…。その後はお互いに組手に終始徹底しながら時間があっという間に過ぎて行き、結局引き分けで終わってしまいました。

今回の欠点としては、せっかく両襟で攻めても返しを警戒し過ぎて思い切った技出しが遅くなり、大きな技自体も結果少なくなってしまった事だと思いました。相手の受けが上手かった事もありますが、その為に内股も最後まで決めきれなかったのではと感じております。もちろん、両襟で攻め過ぎると決めきれなくなり、技は出せても一本が取れなくなってしまうので、引き手をもっと早く持てるような組手練習が更に必要だとも思っております。

他にも色々なやるべき課題が見つかったので、今回の敗戦を糧にし、一か月後の全日本学生や東京ジュニアに向けて日々精進して行きたいと思います。

では、ここら辺で失礼します。。。