失礼致します。私、本年度、慶應義塾體育會柔道部、並びに慶應義塾大学商学部1年の古澤翼（ふるさわつばさ）と申します。出身地は埼玉県で生まれてから今までずっとこの地で育っています。また出身校は慶應義塾高等学校です。自分の出身地に愛着があるわけではないのですが、高校も大学も寮ではなく家から通っていました。慣れない大学生活がスタートして早くも2ヶ月が経とうとし、あっという間に時間は過ぎていくことを実感しています。高校時代はインターハイ予選、選手権予選とどちらも苦杯を喫する結果となり本戦に出場することができませんでした。大学生活が始まった今、ここからが勝負だと思って満足する結果を得たいと思います。

私は、年少の時から柔道をしていたらしいです。この時の柔道していた記憶はあまりないですね。始めたきっかけは父が柔道をしていて、私に柔道をしてみるか聞き、そこから柔道を始め今に至ります。小学生の頃は家の近くの道場に通っていました。そこでは楽しくやることがモットーでありきつい練習はあまりしていませんでした。しかし、私はそれなりに運動神経が高かったのだと思います。県では上位入賞することができていました。勝てることが楽しくなり、上を目指し中学は県内では上のレベルの学校へ行くことになりました。恵まれた先生方や、両親が支えてくれたおかげで県で優勝することができました。中学での学業成績は良い方で、柔道との両立をしていきたいと考えた上で入ろうと決めたのが慶應義塾高等学校でした。

高校では、初めて私に厳しく接していただける先生に出会いました。高校で学んだことはとても多く、自分の考えの甘さや柔道の奥深さを学び、また人間としての大きな成長が高校3年間で得られたのではないかと思います。しかし、こんなにも支えられ恵まれた環境におかれていたのにもかかわらず、結果が残すことができませんでした。とても悔しかったです。この悔しさをバネに大学でも頑張っていきたいと思っていますが、大学は環境が変わり自分で追い込まなくてはいけません。高校時代で培った強い意志を持ちより一層の活躍を見せたいと思います。

大学の4年間は悔いを残さないように、自分で自分を追い込むこの強い信念を持ち練習に励んで良い結果を残したいと思います。また、柔道だけではなく学業面や人格面でも同時に大きな成長をし、大学生活をより充実したものにしたいと考えております。

これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。