失礼いたします。僭越ながら自己紹介をさせていただきます。 私、慶應義塾体育会柔道部並びに慶應義塾大学法学部1年の真田優誠と申します。
初めての投稿となりますので、簡単にこれまでの歩みをご紹介いたします。高校は慶應義塾高校、出身は神奈川県です。柔道は3歳の頃、兄・真田康志郎の背中を追って始め、小・中・高と継続してまいりました。
中学1年の頃、新型コロナウイルスの影響により、大きな変化と試練の時期を迎えました。当初は市の予選でも勝てず、悔しさや自身の未熟さに直面し、柔道への情熱が薄れかけていました。そんな中、父から「ふとした時に振り返って、それが正解かどうかがわかる。挑戦しなければ、振り返ることもできない」という言葉を受け、自分を奮い立たせる大きな気づきを得ました。コロナ禍での自粛期間は、自分を律する転機となり、トレーニングや学習に励んだ結果、中学3年では試合でも結果を残すことができました。
慶應義塾高校を志望したきっかけは、中学2年のとき、兄が同校に入学したことです。兄は非常に勤勉で真面目、さらに容姿も良く、私にとって憧れの存在でした。慶應高校は進級が厳しく、柔道に打ち込む兄が本当に大丈夫なのかと心配もしましたが、実家に帰省するたびに学校の魅力を語ってくれる姿に、次第に私も惹かれていきました。兄の存在が、慶應義塾への扉を開いてくれたのです。高校生活を振り返ると、柔道一色だった私の人生を大きく彩ってくれたのは、慶應義塾高校での経験そのものでした。文武両道、他校では味わえない青春の日々を過ごすことができました。高校時代は鏑木先生の寮でお世話になり、毎朝早く起きて掃除を済ませ、学校へ向かい朝練に励む日々を過ごしました。大学に進学し、この習慣を続けることの大変さを改めて実感していますが、誰よりも早く起きてトレーニングをされている鏑木先生や塾高の後輩たちの姿を思い出すことで、自分を律し続けられています。
大学では、先輩方・後輩たち・先生方から多くを学びつつ、鏑木先生からいただいた「迷ったら苦しい方へ行け」という言葉を胸に、日々精進してまいります。 今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。