こんにちは。商学部2年入道です。

17日から始まったWinter Challenge Tournament、名古屋遠征、そして24日に行われた慶甲戦、昨日の合同練習お疲れ様でした。

3日で4キロ増量の条件を課され、無理を言って普段の1つ上の階級の81kg級で出させて頂いたWCTから約1週間、名古屋遠征があり、帰ってきて2日稽古をしたら慶甲戦という大変刺激的な日々を過ごしました。本日はオフで久しぶりに、ゆっくりとした休日を過ごしております。

階級が1つ上がるだけで、パワーや体力が段違いで、心なしか相手も大きく見え精神的にも身体的にも劣っているように感じてしまいました。早慶戦や優勝大会では、階級関係なく相手と戦わなければならないため、同階級以外とも競り合うことの出来る基礎体力の向上はもちろんの事、上の階級の選手を投げ切る技術が必要だと感じました。

今回は直前の増量であったため、一時的なものでしたが、今後はトレーニングや食生活を意識して計画的な増量、体力の向上に励もうと思います。

WCT後の名古屋遠征では、主に高校への訪問稽古を行いました。

各高校では1時間アップがあったり、何種類もの寝技乱取りがあったり、純粋に稽古時間が長かったり、一方高校生が格上の大学生に一心不乱に投げようと立ち向かう姿勢を目の当たりにして自分自身の高校時代を思い返す良い機会となりました。

高校入学時の純粋に強くなり、全国大会に出場したいという思いを思い出し、「初心」を思い返した気分になりました。

 

今回の日誌では「初心」の大事さについて感じた事を書こうと思います。

「初心」とインターネットで検索すると[最初に思い立った考え。最初の決心。]

と出てきます。

私が思うに「初心」とは決心の事を指すと考えます。柔道を始める時、高校に入学する時、大学に進学する時など、いつ何時も何かを始める時は何かを成し遂げるぞという「決心」と共に何かを始めます。

しかしながら人間は成長やその始めた事を続けていく間にたくさんの経験を積むことによって様々な影響を受けます。それは良い方向にも悪い方向にも。そして最初の目的とは違う事が目的になってしまう事が多々あります。柔道で言えば試合の為の練習が、練習の為の練習になってしまう事です。

その時に必要なのが初心に帰る事だと思います。

初心、つまり決心をした時の気持ちにかえる事で本来の目的を捉える事が出来ると思います。また、何か迷った時もとりあえず今までの経験や成長の過程で得た物を置いてみて、自分自身の原点に帰ることが大事であり、それが1番の近道なのかなと思います。

一旦自分は何を大切にしてるのか、何が生きる源泉になっているのか、考えてみようと思います。

おしまい