こんにちは、総合政策学部二年の澤田康太です。
私はついに巡り会ってしまいました。自分史上最高の映画を。
私はつい最近までは天気の子が一番好きな映画で、これを超えるものはないと確信していたのですが、入れ替えが起きました。
その映画は『RRR』
知っている方は相当の熱量を持って、知っているとは思うのですが、知らない方は本当に知らない映画だと思います。現在上映されているスラムダンクでもアバターでもなく、RRRです!
簡単にこの映画を説明すると、舞台は1920年代のイギリス植民地時代のインド。インド人の人権を無視し、支配者として振る舞うイギリス人の政策に、民衆は怒り、反英運動の炎が各地で燃え上がっていた。そんななか、英国領インド帝国の総督の妻キャサリンが、ゴーンド族の娘マッリを気に入り連れ去る。怒り、マッリを取り戻すために立ち上がるゴーンド族のリーダー、ビーム。
いっぽうインド人警察官として英国政府に仕えるラーマは、反英運動で暴動を起こしたインド人を捕まえるために群衆の中に飛び込み、ボコボコにされながらも群衆をなぎ倒し、最後には捕まえてしまうのだ。
この二人の熱きインド人が友情と使命をかけて戦うアクション映画です。簡単に言えば、ロミオとジュリエットの戦士バージョンと思っていただければ良いかと思います。
この映画何がすごいかというと、アクションです。冒頭から従来の映画のクライマックスかと思ってしまうほどのエキストラの人数と、アクションの迫力。冒頭で出し尽くしてしまい、後半は冒頭の勢いが続かない映画なのかと思ってしまいましたが、そうではありません。目を疑うよなアクション、すごすぎて思わず笑っちゃう迫力さ。これはスクリーンで見なければ本当にもったいないと思います。
あとインド映画といえばダンスですよね。私たちにとっては馴染みのないタイミングでダンスシーンが入り込んでくるため、いまいち面白さが分からないという人も多いと思います。しかしこのRRRでは最高のタイミングで踊ります。本当にダンスを踊ることに意味があり、かつ感動を与えてくれます。正直馴染みのないヒンドゥー語で全く何を言っているかは分かりませんが、毎日YouTubeに上がっているダンス動画を見てしまっています。
この熱量と感動をぜひみなさんにも感じて欲しいです。ぜひ劇場へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
ご精読ありがとうございました。
p.s.上映時間は3時間ですが、体感は30分です。