こんにちは。 3年の井上です。

 

前回の日誌を書いたのがおよそ一か月半前ですが、それから今日までは世間をにぎわす様々な出来事があったように思います。

 

一番注目されたのは英国の欧州連合離脱でしょうか。リスボン条約50条に基づき、2年間がEU法適用の期限となるようですがいったいどうなるのでしょう。国民投票はほぼ互角でしたが、国の在り方を決める最重要事項に直接民主制を用いることの危うさが浮き彫りになったのではないのでしょうか。

国民投票のキャンペーン中、離脱派は「TAKE CONTROL BACK」などとキャッチ―な言葉で大衆を煽り、離脱が決まるや否や先の見えないトンネルの中に置き去りにしたといっても過言ではないでしょう。その無責任さは独立党元党首のファラージ氏が「目的は果たした」と辞任したことからも窺えます。

結局、離脱派は議員の支持を得られず、新たに首相に選任されたのは残留派のテリーザ・メイ元内相ですから皮肉なものです。それとも英国特有のブラックジョークか何かなのでしょうか。全く笑えません。

 

 

直近では参院選挙もありました。18歳選挙権と騒がれていましたが、二十歳の私も選挙は初めてでした。選挙期間中はマスメディアを通して、嫌というほど18歳の初投票のニュースを目にしましたが、18歳の皆さんの初投票の感想なんて正直どうだっていいのにどうしてあんなに特集を組むのでしょうか。

大体言うことは同じで、「一票の重みを実感した」「投票に行くことが大事だと思った」「若者向けの政策を考えている人に投票した」とかそんなんばっかでした。あとイラッとしたのが「難しくてわからない」「もっとわかりやすければ投票した」などの他力本願な発言です。当事者意識が薄いのではないでしょうか。

もっとも、今回の選挙は争点が見えにくかったとも言われています。自民党・民進党はともに「成長・分配」を並べ、その他の政党も給付型奨学金、保育士の給与増加など同じようなものでした。

 

つまるところ、長期的な視点ではありますが、憲法改正が大きな争点だったのではないでしょうか。もちろん自民党が全面的な支持を受けたと言うつもりはありません。「どちらがより信頼出来ないか」という勝負に民進党引きいる烏合野党が敗北しただけの結果でしょう。

 

それはそうと、改憲勢力2/3阻止を争点に掲げた民進党岡田代表の選挙後の「負けてない」という言い訳は傾聴に値します。笑えます。

 

 

しかしそんなことは我々柔道部にとっては些細なことにすぎず、たとえイギリスが残留しようが、都知事が5,000万円をバッグに詰め込もうがチャイナ服着てようが、山本太郎と(愉快な)仲間たちが政権を奪取しようが、18歳選挙権が有ろうが無かろうが、日吉キャンパス柔道場には基本的に影響を及ぼしません。やることは一つだけ、練習あるのみです。

 

 

現在はテスト前のオフ期間ですが、体がなまらないようにしっかりと自分を追い込みたいと思います。

 

 

 

と、ここまで全くタイトルに触れませんでしたが、ぜひ稀勢の里に優勝してほしいと思っています。私は実は琴勇輝のひそかなファンなのですが、ルーティンを封じられてから今一つ元気がありません。同部屋の琴奨菊も今場所は休場です。人気力士が休場だとなんだか寂しいですね。そして稀勢の里ですが、昨日18日に白鵬が勢相手に金星を献上し、これでいける!!と思ったのも束の間、本日は松鳳山相手に変化であっけなく敗れてしまいました。残る5日間、高安も頑張ってんだから稀勢にも頑張ってほしいです。

 

 

それでは失礼いたします。