ご無沙汰しております。主将の都倉です。
暑い日が続いておりますが、みなさま元気にしてはりますか?

失礼しました。帰省中のせいか、つい関西弁が出てしまいました。今回は地元大阪からの更新になります。

7月には4年ぶりに綱町道場での暑中稽古が開催されました。非常に多くの先輩方にお越しいただき、塾柔道部の強固な縦のつながりを実感させていただきました。
お越しいただいた先輩方、本当にありがとうございました。
段取り等がスムーズではなく、ご不便をお掛けしたと思いますが、多くの先輩方のご協力のお陰で無事に暑中稽古を終えることができました。本当にありがとうございました。今後もこの素晴らしく、少し過酷な伝統行事が続いていくことを願って止みません。

閑話休題

みなさん夏は好きですか?
僕は大好きです。豊満ボディの私にとって夏の暑さは殺人的ではありますが、それを差し引いても夏は素敵なイベントが沢山あります。海水浴、花火、BBQ、暑中稽古、戸狩合宿…etc あげたらキリがないですね。

今年の夏も1日中汗だくになりながら、例年以上にしっかり楽しんでいます。
現在はオフ期間ということで、エナジーチャージしながら来たる戸狩合宿に備えています。

夏オフ初日から実業団個人戦を控えた先輩方と稽古をさせていただいたり、10数年ぶりに花火大会に行ってはしゃいだり、トレーニーの聖地原宿ゴールドジムでトレーニングをしたり、なかなか満喫しております。

近況報告はこのくらいにして、今回は夏の稽古について書きたいと思います。

夏の稽古は本当に「辛い」この一言に尽きると思います。蒸し風呂のような道場の中で汗だくの男たちがもみくちゃになって稽古するのは地獄に決まっています。

ですが、だからこそやる価値があると思います。確かに、科学的には冷房の効いた道場で熱中症や怪我のリスクをコントロールしながら効率良く稽古をするのが正解だと思います。

しかし、理論を超えた力を鍛えるのが夏の稽古です。普段よりも圧倒的に過酷な環境で、意識が朦朧とする中で普段以上の力を出し切る練習なのです。

格下が格上を屠るジャイアントキリングや会場を沸かせるような魂の大逆転劇は夏の想像を絶する厳しい稽古によって作られていると言っても過言ではありません。
今年のこの過酷な暑さはチャンスです。全国の柔道家たちがへばっている時こそ、最高の練習をして強くなりましょう。どうですか?戸狩合宿が楽しみになってきませんか?

来週からの戸狩合宿では、強豪選手たちと鎬を削り、ゲレンデを駆け上がり、たらふくご飯を食べて、部員一同身も心も一回りも2回りも大きくなって帰ってきます。

塾柔道部のアツい夏が始まります。
先輩方におかれましては熱いご声援の程、宜しくお願いいたします。

おわり。