商学部4年の藤井大志です。
近日は、気温も冷え込み秋の訪れを感じております。並木道の銀杏の独特の匂いを感じる季節になると秋の訪れを感じます。銀杏をくしゃっと潰す音とともにあと少しでこの道も通る機会が減ってしまうと考えると少し寂しい気持ちもあります。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、昨日に大学道場をお貸しして、川崎市の市民大会が開催されました。私は5歳から柔道を始め、この川崎市民大会に出場し続けてきました。この私の原点で大切な大会に、開催者の一助として参加させていただき、無事大会を終えることができて大変嬉しく思います。
5歳からずーっと出場してきた大会ということもあり、小中学校でお世話になった恩師と話す機会があったり、雄叫びをあげて試合に臨む中学生の様子を見たり、負けて大泣きしてうずくまる学生、子どもより熱心に声を上げ応援するご父兄の方々の姿を見るなど昔と変わらない試合の様子に懐かしい気持ちになりました。小さい頃、遥か遠い偉人だった柔道連盟の方とも食事に行く機会をいただき、自分の成長に少しだけ嬉しい気持ちになりました。今も昔も変わらない”熱さ”を感じることができて個人的にはまた一つ柔道に対して心を燃やす糧になりました。
そして、今回の大会を通じて感じたことは私たちの普段当たり前にできている事柄にはいつも誰かの助けがあるということです。大会の会場決めから会場の整備、子どもたちが安全に試合するためにはどうすれば良いか、応援する保護者への配慮など、考えて考えて考えて開催されていることを知りました。子どもの安全と成長を願う大人の方々の想いをしりました。そして、誰よりも柔道を愛する柔道の熱狂的なヲタク精神を知りました。本当に恵まれた環境で柔道をすることができていたのだと実感することができました。もっと柔道が好きになりました。柔キチです。
早慶戦まであと1か月強。部員日誌の更新もあと一回のようです。最後まで頑張ります。