こんにちは。3年の篠原です。明日から4年の篠原になります。

時が経つのは早いもので、大いなる期待と自信をもって上京してから6年経ちます。

思えば塾高時代、続けるかすら迷っていた柔道を生活の軸におき、キツイ朝練と厳しい稽古に挫折の日々でした。

朝練に震えながら起床→満員電車に一時間半揺られ→鏑木先生の厳しい眼差しと怒声を浴びながら中距離走、綱登り→授業に遅れる覚悟で絶対に自販機でジュースを買う→授業→中休みにみんなで学食の定食を食べ→授業→昼休みは爆睡、休息→午後の授業(来る部活に備え、極力楽な体勢で授業を受ける、時間が経つにつれてドキドキして心拍数が上がる)→部活(怒られなかったら奇跡)→練習後にみんなでダベる(この時間だけが楽しい)→満員電車に揺られ帰宅→夕食を食べながら次の日の朝練に震える→寝落ちするまで朝練のことを考え、就寝

上記のような生活の繰り返し、思っていた輝きのある慶應高校生活ではありませんでした。しかし、いつの間にか体も心も(特に心が)成長し、柔道以外の面を見ても普通の高校では味わえない、最高の経験が出来たと思っています。今では、社会から賛否あるとは思いますが、塾高時代に培ったストロングな価値観が自分の信念となっています。

高校時代にあれだけ毎日柔道漬けだと、嫌でも柔道無しには生きていけない体になってしまいました。小学生の柔道があまり好きでなかった頃の自分に聞かせたらビックリすると思います。柔道という競技がとても好きだし、何より慶應でする柔道が一番楽しいです。

コロナウイルスの影響で活動は自粛で稽古が出来ません。今年の学生の大会が開催されるかも分かりません。つまらない日々が続きますが、不要不急の活動は控え、今自分に出来ることを考え、「うつされる」ことよりも「うつさない」行動をとっていこうと思います。

皆様も体調管理に気を付けて、この危機を乗り越えましょう。