冬ってやつは非常に困りものです。
酷く寒いのに出てくる料理は偉く熱い。
この過剰な温度差は夏におけるかき氷とはレベルが違い、頭がキンとなる程度では済まず、普通に火傷することもある始末。
特に危険なのはお餅です。
朝、意識が不明瞭な状態で食べる焼きたての餅は、体の温度が低い状態でいきなり食べるため、思った以上のダメージが後から唇にやってきます。
気づいた時には既に遅く、私は今年の年越しを刺すような痛みと共に過すことが本日の朝、確定いたしました。
この痛み、そしてそれに伴う不快感とうまく付き合うべく、読書家の私は上田次郎先生の新作「人生の勝利者たち」を読みながら年を越すことを決めております。
皆様もこの素晴らしい著書を読み、穏やかで熱い心を持ちながら今年の残り数刻を過ごしてみてはいかがでしょう。
それにしても今年は何の色恋沙汰もございませんでした。
好きとか嫌いとか「とき」とか「めき」とか何か薄ら甘酸っぱいメモリアルを過ごしたことのない私。
大学生活も残り半分、どうにかしてトゥーなハートのボーイズのビーな若さがのた打ち回るような日々を目指したいと思います。
理想的なことを言うのならばフォトにカノジョを収めつつアマガミされて「キミにキス」とか歯が浮いて口が腐るようなセリフをほざく、そんな生活を送りたいですね。
それでは皆様、よいお年を。