ご無沙汰しております。松永です。

本日は「3.11」として我々日本人の一つのX DAYとして、深く記憶に刻み込まれています。今年であの日からちょうど12年です。当時を回想したり、哀れんだり、冥福を祈ったり、現在生きる我々はそれぞれに考え、思うことがあると思います。

その中で僕が考えるのは「てんでんこ」の重要性です。東北では地震が起きた時にこの「てんでんこ」を心がけるように教えられるらしいです。

てんでんこの意味としては「それぞれが考えて行動、対処する」という意味です。

12年前のこの日、奇しくも指示に従わなかった者が多く命を拾うことになりました。一般的には規律に従い、歩幅を合わせて団体行動することがよしとされる日本の社会ですが、生死をかけた場面では大衆に流される行動規範はただのしがらみになることがあります。日本人が海外に比べて単独行動に弱く、寡欲だと思われがちなのはこの民族的な属性に由来するのではないかと考えます。

激動の現代で生きる上でもマジョリティに従い続けるのは一概には言えないこともあるかもしれません。

当然足並みを揃えることは大切ですが、自分の考えに自信を持って行動することも大切だとこの日に考えました。

拙い文章でしたがご精読ありがとうございました。