ご無沙汰しております。商学部2年の都倉です。
寒さも緩み、春の兆しが見えないこともない時期になってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。塾柔道部も活動停止を余儀なくされている状況ではありますが、それぞれの部員が今できることに取り組んでいることと思います。全体で集まって練習やトレーニングをするのが難しい状況下で、活動の主軸となっているのが「メンター」と「部門」という二つの組織です。メンターは最高学年の部員を長とする縦割り班であり、今年度ですと各メンターだいたい4名程度で構成されています。この制度がいつ始まったのかについては、塾柔道部歴の浅い私には定かではありませんが、部の運営にとって重要な役割を果たしてきたものであることは間違いないように思えます。このメンター制度ですが、コロナ渦においてより価値を発揮しているように思えます。部としての活動が制限される中でもメンター活動を通じて、部員と話したり、共にトレーニングをしたりする機会を継続して提供することで、各部員が部に対する帰属意識や競技者としての自覚を保つのに貢献していると思います。私は名門ピーダーセンメンターに所属しておりますが、メンタートレーニングの後は自重トレーニングとはいえ、筋肉痛になることもままあります。コロナが落ち着いても、メンター制度は最大限に活用できたらいいなと思います。部門制度は、今年度から大きく改編されました。従来は、マネージメント・技術・体力・受験生・広報の5部門でしたが、今年度からはマネージメント・戦略・AO・広報の四部門になりました。各部門の仕事内容や運営の仕方なども大きく変わり、部門ごとのミーティングなども活発に行われるようになりました。この活動停止期間にも、部門ごとに様々な取り組みをしており、練習再開に向けた準備が着々と進められています。このように、メンターや部門を軸に、制限された状況下でも色々な取り組みをしています。とはいえ、やはり全員で集まって練習やトレーニングをする日々が恋しいです。
文量的に少し物足りないので、おすすめのコンテンツを少し紹介して終わりたいと思います。一つ目はすべらない話です。これだけですとさすがにありきたりなので、おすすめの芸人を紹介します。それはメッセンジャーの黒田さんです。彼は根っからの関西特化型芸人で、関西ローカルでは絶大な人気を誇っています。大阪人の僕からみてもコテコテの関西弁の語り口と極貧幼少期の破天荒なエピソードがとても面白いです。2009年以降はすべらない話には出ておりませんが、それ以前の動画も数多く残っているのでぜひご視聴ください。黒田さんは大阪人の代名詞のような存在なので、上品な関西人代表の杉村先輩や僕とのギャップに驚くことでしょう。
二つ目は、ヘミングウェイの「老人と海」という小説です。この本は監督が所有する膨大な数の良書のうちの一つなのですが、非常に面白いです。めちゃくちゃざっくり解説すると、年老いた漁師と一匹の魚を巡る物語なのですが、所々示唆的で、人生の哀愁を感じるような作品です。ヘミングウェイといえば「誰がために鐘は鳴る」がとても有名ですが、ノーベル文学賞やピューリッツァー賞を受賞したのは「老人と海」がきっかけと言われています。
是非ご一読ください。本日はこれにて失礼いたします。皆様もお体にはお気をつけください!