みなさんおはようございます、4年マネージャーの和田奈那です。

なんだか近頃のお天気は、バケツをひっくり返したような雨が降ったかと思えば、35℃を超える猛暑日になってエアコンをつけてみたりと、変化が目まぐるしく、ついていくことに必死です。

そのような環境の変化がある中で、私の進路に対する気持ちにも変化がありました。

私は就職活動をしながらも、心の内では大学卒業後、フランスへ留学し、心理学の勉強を続けたいと考えておりました。

しかし、現実問題として自分のことだけではなく家族のことを考えたら、特に経済的負担などの面から留学よりも就職を選んで、さっさと働いたほうが良いのではないかなど、色々な点で悩み続けていました。

しかしここ最近で、この悶々とした気持ちが少しずつ晴れていきました。気持ちが変化したきっかけは、大学で出会った友人たちとの会話でした。

ある友人は、以前から医学部編入を志しており、大学卒業後に学士編入で再度医学部受験をする、と。

ある友人は就活をしながらも、イスラエルの軍に入隊する道も考えている、と。

そしてある友人は、一旦休学してヨーロッパで芸術の勉強をして戻ってくる、と。

「ああ、やっぱり素敵な人たちだな」
と思いました。

友人たちはいつも、自分らしく生きていく道を模索しながら、そのときそのときで自分にとっての最善を果たそうとし、進んだ道で支えてくれる人への恩返しをするという決意を持っており、そんな友人たちの姿が、就職の道ではなく留学する道を選ぼうとしている私の背中を押して勇気づけてくれているような気持ちになりました。

道は一つじゃなくていいんだよと、口だけではなく行動で示してくれる友人たちから教えられ、励まされて、4年間を過ごしてきました。

彼らと友人になることができて、友人でいることができて、心から幸せだと思いました。

そして、彼らと出会えたこの慶應義塾大学に入学して心底良かったと思いました。

この会話がきっかけで、本当にやりたいことは覚悟を持って最後までやり抜くぞと決心することができ、フランスへ留学することを決意しました。

あの時さっさと就職したほうが良かったなんて思う日が来ないよう、留学の目的を明確にして心理学の道へのめり込んで行こうと思います。

そして大学で出会った友人たちのような素敵な友人をフランスでも作ることができたら、そのときはそのご縁を大切にしていこうと思います。

それでは自分語りが長くなってしまいましたが、本日はこれにて失礼いたします。